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HAB北陸朝日放送「春はどきどき 5chまつり」参加のお知らせ
来る4月23日(土)〜24日(日)、石川県金沢駅東もてなし広場にて、HAB北陸朝日放送開局25周年「春はどきどき5chまつり」が開催されます。
http://www.hab.co.jp/harudokimatsuri2016/
今回ご縁がありまして、どきどきブース内の”大人DIYブース"にフライフィッシングのワークショップを設けさせていただくことになりました。 フライフィッシングのご紹介を中心に、フライタイングやタックル類に関する雑談を楽しんでいただければと思います。 北陸方面にお住まいの皆さん、お時間がありましたらどうぞ気楽に足を運んでくださいませ。 画像は10年前に石川県の手取川水系で釣れた50cmのイワナです。 北陸にはフライフィッシングを存分に楽しめる素晴らしいフィールドがたくさんあります。
貴重な渓魚や生きものたちを育むフィールドについて、皆さんとご一緒にお話しできれば幸いです。
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春の水辺で
トゲトビイロカゲロウのスピナーたちが春の渓を舞う季節がやってきました。
例年よりも1週間から10日ほど早い出現です。
毎年繰り返される事象とはいえ、こうした瞬間に巡り会える喜びは筆舌に尽くしがたいものがあります。 生きものたちの命の循環を目の当たりにしながら、移ろう季節を実感するとき、 釣り人は一人の人間として、心から自然界に感謝したくなるのです。 暖かい日中、水際に沿って無数に舞い飛んでいたスピナーたちは、夕刻にはまったく姿を消してしまいます。 流れに巻き込まれれば渓魚たちのエサになり、陸に落下したものは小鳥たちがせわしく啄んでいます。
潔い自然界の流れには無駄がなく、スムーズな連鎖によって生きものたちはつながっています。
トゲトビイロカゲロウの愛のカタチ。 ♀の下側に♂が潜り込むようにして、長い前脚を伸ばして♀を抱え込みます。 このとき、♂は腹部先端部の把持子(はじし)と呼ばれる生殖肢で♀の腹部を挟み込んで交尾を行ないます。 何ともミステリアスでアクロバティックな交わり方ではありますが、このまま飛んだりもしますから、彼らにとっては安定した姿勢でもあることが想像できます。 |