2015年11月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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鬼の霍乱
窓辺のコカゲロウ先週の水曜日、なんか調子悪いと思って熱を測ったら38℃!
数年ぶりの発熱です。
平熱が35℃そこそこですから、けっこうたいへんでした。
それでも今月末締め切りの原稿があったので休むわけにもいかず、
目と鼻の先ある病院へも行かず、
昼夜が逆になった状態で数日間を過ごし、今日の未明にようやく入稿を済ませました。
そのまま午後3時まで眠り続け、目が覚めたらすっきりさわやか……
熱も下がって絶好調です(^^)
鬼の霍乱というか、たまにはこんなこともあるのでしょう。

そんなわけで久しぶりにベランダに出てみると……
コカゲロウがわんさかハッチしていて、壁や網戸にたくさんとまっていました。
今年の利根川は秋のコカゲロウのハッチがひじょうに多いです。
ガラス窓の上でダンからスピナーへの最後の脱皮を完了したばかりの♂を発見。
EOS Mに100mmマクロレンズを取り付けて撮影してみました。
やはり写真はレンズですね。
解像力も表現力も、コンデジのマクロの比ではありません。

アンバランスとはいえ、このアンバランスなシステムをフィールドで使うのは微妙。
実質160mmの単焦点の割には重くて持ちづらく、落としたりぶつけたりといった事故に遭いそう。
こんなこともできる……という範囲で使えればと思います。
 
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晩秋の生きものたち
クサカゲロウの仲間昨晩、いつの間にか仕事部屋に侵入していたクサカゲロウの仲間の成虫。
エメラルド・グリーンの体色が美しい昆虫ですが、カッパー・ビーズのようにキラキラ輝く瞳が印象的です。
クサカゲロウは、幼虫・成虫ともにアブラムシなどの小昆虫を捕食する肉食獣。
幼虫はたいへんな大食漢のため、アブラムシの被害を受けやすい農作物を守る益虫として利用されることもあるそうです。
長い卵柄を持つ卵は、俗に「うどんげの花」と呼ばれています(仏教の経典に出てくる「優曇華の花」とは違います)。
室内で撮影中に逃げられたので、我が家のどこかに卵を産み付けてくれないかと、ひそかに期待しています(笑
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ふたり一緒に…
ずっと一緒に昨日はイワナの産卵行動を撮影しようと、上野村のとある渓の源流部へ出かけました。
いつもの年なら、落葉に埋もれた小さな流れにペアリングするイワナたちの様子をつぶさに観察できるのですが……
今年はどうやら産卵期が遅れているようです。
個体数がひじょうに多いにもかかわらず、オス同士が争うこともなく、捕食に熱心な魚も目立ちました。

そんな中、小さな滝の白泡の下で寄り添う一組のペアを発見。
雌雄ともに30cmを越える大型個体です。
産卵に適した底石がすぐ近くにあるのにも関わらず、産卵床を掘ろうともせず、寄り添いながら静かに定位しているのです。
落ち着きはらった様子が長年連れ添った夫婦のようで、何ともほほえましい。
信頼感、絆、愛……そんな言葉が次々と思い浮かびます。
もしかすると、前年度からのペアなのかもしれません。
しばらく観察していましたが、失礼ながら下流側からそっと近づき、二人の後姿を撮影させていただきました。
おそらく次の雨でこの滝を乗り越え、さらに上流へと移動してから、本格的な産卵行動に入るつもりなのでしょう。

無事に産卵を終えて、たくさんの子孫を残してくれることを心からお祈りいたします。
 
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たおやかな山の峰々…ブログ10年目を迎えて
黒檜山から小春日和の晴天は今日までらしいので、少し早起きして赤城山に登ってきました。
太陽が高くなるにつれ、平野部の方向からふわふわと靄が立ち込め、黒檜山頂から眺めるたおやかな山の峰々を、いつも以上に美しく見せてくれました。
訪れてよかったと、素直に思う瞬間です。

北海道の旅から戻って以来、珍しく家の用事に追われてあたふたしていました。
そろそろブログでも更新しようかと、jugemの管理者ページを開いてみると……

・ブログをはじめた日 2005/10/31 (10年と7日経過)
・いままでに書いた記事 1350件

との表記に気がつきました。
いつまで続くかと思いながら始めたブログが、10年目に入っていたなんて驚きです。
ついでに1350件という記事の数に、気が遠くなる思いです。
 
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