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木曽路2015夏
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7月の渓で
7月の渓、蒼く澄んだ水色に心が洗われるようです。
イワナたちもすこぶる元気で、今季初の地元源流釣行を楽しむことができました。 今週に入ってから、平野部は台風の接近で連日の灼熱地獄。
群馬県内では14日の火曜日、館林市で今季国内最高気温となる39.3℃を記録。前橋市も37.8℃まで気温が上昇しました。
台風の影響が出始める木曜日の前に出かけようと決めていたものの、ようやく時間が取れたのは前日の水曜日でした。 装備やフライを源流用に切り替え、早朝4時に県北の源流へ向かいました。
歩き出して5分後、子熊が慌てふためいた様子で杣道を横切って行きました。 斜面の下にいる親グマのもとへ走って行ったようです。 それ以外、誰にも会わない1日でした。 午前中の青空は素晴らしく、気温も20℃そこそこと快適そのもの。
しかしながら雲のカタチと動きは、不安定になりつつある大気の状態を表していました。 |
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痕 跡
1時間前にこの場所を通過した時には、こんな足跡はありませんでした。
その間に自分が歩いたコースを辿ってみると…… ブッシュ越しに親子連れのヒグマと至近距離ですれ違っていたことになります。 画面左の山側に子グマの足跡が見られるので、親が私に近い方を歩いていたことが想像できます。 山に入るときは、よく響く南部鉄器の熊鈴をベストから吊り下げ、金属製のホイッスルをときどき吹いては、自分の存在を周辺の野生動物たちに知らせる努力をしています。 それは至近距離における遭遇率を低くするための常套手段であると、古くから言い伝えられています。 ところがどんな対策を施そうと、侵入者はこちらなのですから、思惑通りにはいきません。 鈴の音をまったく気にかけなかったり(何かの理由で耳に入らなかったり)、風向きの関係でこちらの存在に気づくのが遅れたり…… 様々なケースを想定できます。どんな生きものにも個体差があって、性格もいろいろです。
彼らの生息域に足を踏み入れるときは、遭遇の機会を最小限にとどめる努力をすべきです。
幸いにして、これまで攻撃的な生きものに出会ったことはなく、先に気付いて避けてくれることがほとんどです。 だからといって横柄に行動することなく、謙虚に慎重に行動することを忘れてはなりません。
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北国ロード2015を終えて
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