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渓は秋色
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Simple Fly Fishing
先日の木曜日(8/21)、県北の渓へ出かけてきました。
現在、世界中で注目されている「Simple Fly Fishing」をテーマにした取材釣行です。
釣り方のシステムとしては、いわゆるテンカラ釣りですが、フライフィッシングやテンカラといった枠にとらわれない渓流の「毛鉤釣り」と受け止めています。まさにシンプルな毛鉤釣り……そのものですね。
使うフライについても、ドライやウェット、ニンフといった枠にはこだわりません。
上の画像のイワナは、ハードシェルアント・パラシュートで釣りました。 のべ竿を使った魚釣りは、やはり自分の釣りの原点でもあります。
懐かしさを感じると同時に、純粋に魚を求めていた「魚釣り」の感覚がよみがえってきます。 そうした意味でも、少なからず心の琴線を震わせてくれる釣りでもあるのです。 |
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本谷夏イワナ
神流川本谷毛ばり釣り専用区の夏……
岩盤脇の黄色っぽい岩の上を通過する流れで、神経質そうなライズを見つけました。 定位場所は流心の深いところにあるらしくて、はっきりと確認できません。 流心から弾かれてくる流下物を見つけたときにだけ、フワリと浮上してくるのです。 ミスキャストが許されるような状況ではなかったので、ティペットを5xから7xに落として、ハードシェルアント・パラシュート#16を結びました。 魚の動きとライズのタイミングをリズムでとらえつつ、頭の中を空にして渾身のキャスト…… 奇跡的にイメージ通りに事が運び、フライはイワナの口に吸い込まれたのです。 ところがなかなか寄ってきません。 せいぜい30cmくらいだろうと思い込んでいたので、徐々に焦りが…… 激しい抵抗を何とかやり過ごして手元まで引き寄せ、ランディング態勢に入ったとき、恐ろしく大きな尾びれと黄金に輝く完璧な魚体に驚愕(゜o゜) ネットインしたのは、37cmの本谷ネイティブ♂イワナでした。 夏の盛りに、最高の時間を過ごさせていただきました。 こんなイワナを育む本谷に感謝です。 |
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イワナの夏とササの花
夏の盛りだというのに、釣りに出かけたのは約3週間ぶりという体たらく。
この間、急な仕事でかなりの時間が必要になったり、猛烈な暑さと渇水で川の状態が悪いところに大型台風11号が襲来したり、いつもと違う物事の巡り合わせに翻弄され放しでした。 そして一昨日の13日、満を持して釣り場へ向かったのですが…… 最初の目的地は増水のため入渓不能、上流部でゲリラ豪雨があったようです。 二番目に目指した渓は、道路工事で通行止め。迂回して強行する選択肢もありましたが、この時点で午前9時を過ぎていたため断念。 結局、直近の沢筋の支流を選んで入渓することになりました。 初めて訪れる沢でしたが、規模は小さいながらも意外に渓が深く、沢風がやさしい素敵な流れがそこにありました。 しかも強烈な落差で滝の連続、なまった身体が一気に目覚めたのでした(笑 夏はイワナたちが急激に成長を遂げる季節である一方、渇水による水温上昇や虐殺部隊の跋扈といった災難にさらされる季節でもあります。 この渓も、すでに十分抜かれている様子で、サイズも大きくてせいぜい25cm前後。 先週末あたり、かなり人が入っていたのかもしれません。 ポイントに偏りがあり、反応もいまひとつ神経質です。 何といってもお盆休みですから、静かに釣りができるだけで幸せかもしれません。 谷底から空を見上げると、渓畔林の木枝の隙間を縫って夏の光が差し込んでいました。 透き通った流れに浮かぶイワナたちは、小さな流れで必死に生きていました。 このまま平穏な秋を迎えて、次の世代へつながる生命をたくさん残して欲しいものです。 |
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台風前夜
台風11号が北上しています。
関東でも多少はその影響が出てはいるものの、昨日からの前橋の降水量は10mm程度にとどまっています。 昨日、上野村へ出かけた釣り仲間の話では、神流川上流部はひどい渇水状況とのこと。 県北各地も同じようなところが多く、山々はカラカラ状態の様子。 今回の台風が、最低でも100mmくらいの雨を降らせてくれないとたいへんなことになりそうです。 その一方、西日本では昨日から台風北上に伴う猛烈な豪雨が降り続いています。 三重県には大雨特別警報が発令され、高知県の奈半利川上流の魚簗瀬(やなせ)では24時間の降水量が何と622.5mm! いつ大きな災害が起きても不思議ではない状況です。 大事に至らないことを心から祈ります。 |
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RIVERSONG 新SSベストのサンプル到着!「フライフィッシング」復刊のお知らせ
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