2011年11月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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見なれぬ生きものたち
なんちゅう顔してんねん!?滅多なことでは人目につかないところで、ひっそり暮らしている生きものたちがいます。
日本国内の比較的水のきれいな河川には、"プラナリア"と呼ばれるヒルに似た生物が棲んでいて、水質指標生物にもなっています。

ところが最近、上の画像の"アメリカツノウズムシ"という外来種が入ってきて、水質のあまり良くない水域にも生息しているようです。これは群馬県内の神流川で昨年発見されたものです。
この手の生きものは常に伸び縮みする性質があるため、大きさを特定できないのが特徴なんです。
そこをあえて特定してみれば、普通にくつろいでいる状態で20mm前後でしょうか。
しかしかなら、基本的にはもっと大きくなるそうです。

ちょっと愛嬌のある姿をしていますが、こうした生物の影響はよくわかっていないのが現実。
人目につかないところで、実は自然界の根幹に影響を与えている可能性もありますから、本当はコワ〜イ生きものなのかもしれません。

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失 踪 !?
ヤリタナゴ近影11月23日、「ヤリタナゴ 秋の移動作業」に参加してきました。
この作業は毎年春と秋に、群馬県内に唯一残されたヤリタナゴ生息地において実施されています。
迷路のような農業用水に入り込み、繁殖地に戻れなくなった個体を救出して、健全な野生個体群を維持することがこの作業の主な目的です。

これまで順調に個体数を増やしてきたヤリタナゴでしたが、昨年あたりから移動作業に伴う採捕数が激減。
タナゴたちが集団失踪してしまったような状態が続いています。
昨年秋の作業では34尾、今回は参加者よりも少ない(?)18尾という貧果に終わりました。

春よりも秋の作業時のほうが少ない傾向はあるのですが、ここまで落ち込むとは……
今回採捕された個体は大型魚ばかりで小さな個体は影を潜めています。
そのため、繁殖がうまく行なわれていないのでは……といった推測もできるのですが、真相が解明されるにはもう少し時間がかかりそうです。
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フライロッダーズ 2012年1月号
FlyRodders 1月号昨日(11月22日)、「FlyRodders 2012年1月号」が発売されました。
今回の表紙は、僭越ながら私が撮影した写真を採用していただきました。
モデルさんは数年前の9月、岩手県閉伊川で釣った秋ヤマメ……充実した体躯から繰り出されるパワーは強烈で、今でもそのときの感触が右腕に残っているほどです。

さて、この号では"ニンフで攻略するニジマス釣り場"なる記事も担させていただきました。。
「なんでまた、放流ニジマスの釣り方を?」
と、思われる方もいるかもしれませんが、これからの時代を考えたとき、そう簡単に見下すことはできないのです。

近年、アユや渓流魚の漁場を利用して、それらの魚のオフシーズンにニジマス釣り場を開設する漁協が増えてきました。
それは喜ばしいことで、運営方法次第では大きな発展性が見込めるのですが……
開設された冬季釣り場の様子を見ていると、多くの問題点が見受けられます。

一般の管理釣り場にはないロケーションを生かした、質の高い釣り場が登場することを期待します。
そして多くの人に釣りを楽しんでいただくための第一歩として、お役に立てればと思います。

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嵐のち晴れ、20数年ぶりの来訪
朝の光先週末は老眼天空本舗主催のFFスクール&懇親会で"Fidh On 鹿留"へ。

初日は季節外れの嵐に見舞われ、開催も危ぶまれたほどでしたが、二日目は前日がウソのような秋晴れに恵まれました。

雨中のレッスン凄まじい天候の中、講習を受けられた皆さん、おつかれさまでした。
そして主催者、ならびにヘルパーの皆さんに心よりお礼申し上げます!


それにしても、鹿留へ訪れたのは何年ぶりだろう……

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サイト・フィッシング
むっちり〜土曜日は赤城FFでサクラマスのサイト・フィッシングを楽しみました。

様々なパターンでクルージングするサクラを相手に、
フライはミッジ・ラーバの#20、フロロカーボン8xのティペット…
ついつい夢中になり、緊張感で我を忘れるほどですが、2時間くらいでグッタリします(w
それでもグラマラスでパワフルなサクラは魅力的。
挙動はヤマメそのものですから、最高のトレーニングができます。
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秋 彩

秋のひだまり秋の彩りも鮮やかな渓谷……
落葉と共に落下するテレストリアルにご執心のニジマスが、口を半開きにしながらゆっくり浮上してきました。
しかし、この子が捕食しようとしているのは、実は葉っぱの切れ端。
その左側にある、小さな茶色っぽい物体が本物のビートルなんですが。

のんびりとした光景に、心が癒される瞬間です。

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開 幕
赤城FF11月からの赤城フィッシング・フィールド……オフの遊び場、訓練の場として、とても貴重なフィールドです。
そしていつもの年よりも少し遅れて、サクラマスのシーズンが開幕しました。
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威嚇(!?)
ナミテントウさまざまな斑紋のバリエーションを持つナミテントウ
この子は一対の赤点が少し凹んだ変形二紋型と呼ばれるタイプです。
どこにでもいる珍しくもないヤツですが、良よく見ると可愛い顔をしてますね。

そんなふうに思いながら、マクロレンズを向けて観察していたところ、
何やら後脚を振り上げ、前傾姿勢を取った次の瞬間……

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怪虫三昧
アトム・ヘッド私たちが秋に出かける道東方面のニジマス釣りの基本はライズ・フィッシングです。
そのため、ライズ待ちの時間はヒマですから、水辺付近の生きものたちに注意が注がれることに……

この時期、森から落葉と共に運ばれてくるテレストリアルたちがニジマスたちの捕食対象になります。
異様な風体のツノゼミも立派な捕食対象物。
状況次第ではハッチ・マッチャーになる可能性も捨て切れません。
全長5mm程度のサイズですから、かなり厄介な代物になることでしょう。

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