2011年03月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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寒のもどりと神風
蕾ほころび…唸りを上げて吹き荒れる北西風に、早咲きのサクラが凍えていました。

彼岸を過ぎても寒の戻りは継続中、かれこれ1週間も冬型の気圧配置が大きく崩れません。
しかしながら、毎日のように吹く北西風のおかげで、わが国は大いに助かっているかもしれませんね。

満身創痍の福島原発から噴出する大量の放射性物質……
それらが関東方面へ到達するのを防ぐかのように、はるか太平洋沖に運んでくれるのですから。
もしかすると700年以上も前、二度に渡る元の襲来(元寇)を阻んだ神風よりも、今回の風は歴史的に重要な意味を持つ可能性さえあります。

風に命運を預けているわけではないのでしょうが、二進も三進もいかなくなると、風にまかせて天命を待つだけ……
どうやらそれがわが国伝統の危機回避方法なのかもしれません。

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Memories
青春の歌曲
先日の地震の際、リビングのCDラックが倒れかけ、収納してあったCDが100枚ほど床に落下。
すぐに整理して収納するのが面倒だったので、とりあえずダンボール箱の中へ適当に放り込んでおきました。

それを昨日、ようやくラックに並べ直しました。
今ではほとんど聴かなくなったものがほとんどですが、パッケージを見るとさすがに当時の思い出が蘇ってきます。

三陸で過ごした学生時代、CDはまだありませんでした。
レコードをカセットテープに録音して、それをラジカセで聴いていたのです。
画像のCDは、当時よく聴いていた洋楽の一部。
後にCDとして発売されたものを再購入したものです。

同世代の皆さんには、馴染みのアルバムが多いのではないでしょうか。

ニール・ヤングやリンダ・ロンスタッドは今でも現役でご健在ですが、すっかり太目になったようですね。
ジョン・デンバーは1997年に飛行機事故で亡くなってしまいました。
イーグルスは当時、新進気鋭のカントリーロック・バンド、あらゆる面で斬新でした。

越喜来湾に浮かぶ漁火を眺めながら、部屋の電気を消して……
"Hotel California"を何回も何回も繰り返し聴いたものです。

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Peaceful Life のために……

土佐アメゴ
昨日、出張先の高知から戻りました。

全国的に自粛ムードの漂う中、不謹慎なのではないかと自問自答しながら……
自分は自分の役割をまっとうするべきと判断して、半年前から開催が決まっていたイベントに参加してきました。
私には、出かけるあてもないのに車のガソリンタンクを満たし、飲料水と保存食をしこたま買い込み、テレビのニュースに見入る生活はできません。
復興への道筋は、もっと別のところに見出すべきだと考えます。

高知ではガソリン・スタンドに並ぶ車はなく、スーパーやコンビにでも飲料水は普通に売られ、関東のように殺伐とした雰囲気は感じられません。
季節外れの寒さに震える日もありましたが、春は穏やかに陽射しを投げかけ、桜のつぼみをパンパンに膨らませていました。

もちろん、高知の皆さんも東日本大震災による甚大な被災状況に心を痛め、全力で支援する気持ちでいることに変わりはありません。

今、私たちの心はひとつですが、置かれた状況は地域によってさまざまです。
どんな状況にあっても、Peaceful Life……ありふれた平穏な生活を再び取り戻すためは、与えられた役割と向き合いながら、これから自分に何ができるかを熟考していくことが大切だと思います。


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Empty City
ガソリン売り切れ!
もちろん本質が空っぽになったわけじゃなく、すべてが終了したわけでもない。

むしろ新しい世界の始まりなのですが……

不安の連鎖は市民を巻き込み、尋常ではない物欲に支配された人々の群れが通り過ぎて行きます。
水も食料もガソリンも、すべての物資をまず被災地へ届けたい。
そう願う人たちの思いを、いったいどこへ託せばよいのか分からぬまま、
日を追うごとに荒んだ気配が色濃くなっていくような……
そんなふうに感じている人も少なくないと思います。


(無)計画停電や制御不能の原発騒動の脅迫にかられ、情報を得れば得るほど混乱は増すばかり。
言葉を弄することで、事実を隠蔽しようとする輩たちが次から次に現われます。
前向きな意欲を削ぎ落とすかのような対応に、儀や礼が置き去りにされないことを祈りましょう。

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大地震
3月10日の夕暮れ
気温は低かったものの、地震前日の3月10日、前橋市の上空は穏やかな夕空に包まれていました。

そして11日午後2時46分、観測史上最大規模のM8.8を記録した『平成23年 東北地方太平洋沖地震』が発生しました。

発生以降、TVに映し出される東北地方の惨状は目を被うばかり。
胸が痛みます。
見覚えのある大船渡や釜石の町が、一瞬にして巨大な津波に飲み込まれ……
陸前高田や気仙沼、宮古方面でも凄惨な光景が繰り広げられています。

次々に展開する受け入れ難い現実に、頭の中は混乱を極めるばかり。
学生時代を過ごした三陸町越喜来町も、昨夜の時点で200棟あまりの家屋が津波に流されたとの報道が……

北上山地や奥羽山脈方面など、山岳地域の状況も気になります。
しかし今のところ、こちらの情報はほとんど得ることができません。
盛岡や遠野、八幡平などの岩手県内陸部は震度5強だったそうですから、山岳地域にも土砂崩れや土石流等の被害が発生していると思われます。
季節的に雪崩を伴う可能性も高いので、大きな災害になっていないことを祈ります。

そしていまだに東北方面の友人・知人たちとは一切連絡が取れません。


まだまだ余震が続いています。
これからどんなことが起こるか想像できない状況ではありますが、被災地の皆様には心からお見舞い申し上げます。


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フライタイング、そして……
夏フライ♪時節柄、ユスリカなどの小さな捕食対象物に執着するのは渓魚だけでなく、人間もまた似たような執着心を抱きつつ、極小フライを巻くことに精を出します。
その結果、フライに対する概念が偏向して、そのサイズが普通に思えてきたりもするのですが……
それはやっぱりヘンだと気づいて、大きめのフライを巻くことで脳内の調整を計ります。

そんなわけで、昨晩は#8のセミ系テレストリアル・パターンとアダムス・パラシュートを巻きました。
あまりに極端なサイズの違いに、巻いていてかなり違和感を覚えますが、いつもより細かいところにまで目が行き届くのは確かですね。


でもやはり……

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凍てつく朝に……春のヤリタナゴ退避作業
早朝の水路春は名のみの風の寒さや……
昨日も寒い朝でした。

群馬県内で唯一、ヤリタナゴが生息する藤岡市郊外の農業用水路。
そこでは毎年2回、春と秋にヤリタナゴ退避作業が行なわれています。
水路の管理や使用状況によって生息環境が大きく変わるため、恒常的な絶滅の危機にさらされているヤリタナゴを救出しよう……というのが退避作業の目的。

昨日は地域の人たち総出で水路の掘浚いが行なわれました。
そのため、一時的に水門を閉じる必要があり、少なくとも数時間は水が枯れてしまいます。
そこで断水中にヤリタナゴたちが絶命する前に救出しよう……という作戦。
カワウやサギ類、カラスなど、魚類や小生物を狙う鳥たちとの競争でもあります。

昨秋(11月)は退避作業開始以来の最低採捕数(救出数)を記録し、資源量の減少が懸念されました。
それだけに今回の作業に対する皆さんの意気込みは大きかったのですが……


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行ってきましたが……
凍てつく流れおそろしく寒い1日でした。
今シーズン最初の渓流釣行は、例年と同じく神流川、上野村役場前のC&R区間です。

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解禁しましたが……
3月1日をもって群馬県内の渓流も解禁しました!

それならすぐに出かけるのかというと、
例年のことではありますが、意外に落ち着いているのです。

なんたって寒いし、風が強いし、眠いし、中途半端にやることがあったり、
フライも足りないし……

そんなわけで、昨日はゆっくり起きて赤城FFへ。
XZ-1を初めて外へ持ち出し、いろいろ撮影してみました。

風雲急を告げる…
いつも見慣れた風景が、何だかとても印象的なイメージに……

これはXZ-1に装備されたアートフィルターの中から、ドラマチックトーンを使って撮影したものです。
いわゆる"HDR(high dynamic range imaging)"によって得られる効果を演出したもので、画質は少々荒れ気味になりますが、いろいろな表現に使えそうですね。

さらに……

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