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残念な出来事
この木の下には、いつもヤマメたちが遊んでいました。 川底の変化に乏しいこの渓にあって、樹木が提供する木陰は、魚たちにとってとても貴重なスペースなのです。 私もこの桂の巨木が大好きでした。 ライズ待ちの時間には、ヤマメたちと同じように木陰に入って、一時の涼を楽しませてもらいました。 この巨木は、いつも優しいオーラに包まれているような……そんな気配を感じることもありました。 "気"は"木"に通ずるとよくいわれますが、まさにそんな生命感に満ちた立派な大樹だったのです。 群馬県上野村の役場前、神流川C&R区間の核心部に、この木は鎮座しています。 杉の植林ばかりが目立つ山里にあって、こうした落葉広葉樹の老木が残されていることは奇跡的なことかもしれません。 以前はライブカメラの正面に映されていたこともあり、この木の様子を見るのが楽しみだった方も多かったのではないでしょうか。 その昔、大水が出たときに上流から流されてきて、ここにとどまり根を下ろした……という話を地元の方から聞いたことがあります。 太い幹にはささやかな注連縄が施されていましたし、この老木は地域にとって何か特別な意味を持っているのだと思い込んでいました。 ところが…… |
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早春の集い
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お江戸の三日間
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イワナ
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今週から…
来週にかけて、各地で様々なイベント等が行なわれます。 (横浜のフィッシングショー等には出かけませんが…) 私的には、仕事絡みの会議や打ち合わせがいくつか重なるので、今年に入ってようやく充実した毎日が始まった感じがしています。 このまま、あっという間に3月の解禁を迎えることになるのでしょう。 10日の水曜日は。毎年恒例の『群馬県農林業関係機関成果発表会』が開催されました。 私が出席したのは群馬県庁2Fのビジターセンターで行なわれた"水産分科会"です。 個人的に興味があるのは、やはり鮭科魚類のに関わる研究科課題ですが、釣りとは直接関係なくても、充分興味深い内容のテーマはたくさんありました。 後日、あらためてご紹介予定のテーマをしっかりチェックしておきました! 会場では、研究成果に関わるパネル展示などもあって、大勢の皆さんで賑わっていました。 その中には、群馬のブランド鱒"ギンヒカリ"の試食コーナーもありました。 ギンヒカリは選抜育種により作られた食用魚、ニジマス独特の匂い(?)が気にならない、たいへん美味しい魚…… 何回か試食させていただきましたが、刺身やスモークが絶品です。 地域ブランドとして定着させることを目的に、計画的な生産、販売、利用が実施されているため、今ところの出荷先は特定の料理店等に限定されています。 昨年、当初の目標にしていた20tの生産ラインを超えたようなので、今後は一般市民の方に食される機会が増えてくるかもしれません。 そして翌日(11日)は…… |
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遠くへ行きたい…
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Waxing and waning of the Moon
1週間前は見事な満月でした。 日を追うごとに月は欠けていき、今ではちょうど半月のカタチになっています。 本日は2月6日、前橋市の月の出は0時20分。 そして上の写真を撮影したのは0時40分です。 南東方向の地平近く、赤くぼんやり浮かんでいることに気付いて、あわててベランダに走り出てパチリ。 月は上昇すると共に輝きを増していきましたが、午前2時前には雲に覆われて行方不明に。 無知な私は、この月の状態を見て、これがいわゆる上弦の月なのだなと、信じ込んでいました。 ところが"弦月"について調べていくと、そう単純に決められるものでないことが分かりました。 というより、私の思い込みととは正反対に、これは下弦の月なのでありました。 月はゆっくりと西へ向かって弧を描きながら天空を進みますが、この角度のまま移動するのではありません、ゆっくりと右に回転しながら(弦の位置を次第に下へ向けながら)移動します。 そして月が西の地平に姿を隠す頃には、弦は完全に真下へ向く……つまり弦を下に向けた状態で沈むわけです。 月の上弦・下弦という表現はこのときのカタチ……つまり月の入りのときの弦の向きで決まるので、これは下弦の月なのだそうです。 知ったようなことを書きましたが、にわか知識の受け売りに過ぎないので間違っているかもしれません。興味ある方は、ご自分でお調べになることをお勧めいたします。 そして、月が姿を変えていくうちにも、季節は確実に進行しています。 |
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桜・虹・月・甘
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