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純 血
ようやく自力でエサをついばむまでに成長したイワナの稚魚……(大きさはまだ20mmほどですが) この魚の両親は、昨年の夏、上野村の神流川水系の某支流からサンプリングされたイワナたちです。 その後のDNA解析の結果から、某支流に棲息するイワナたちは在来個体群である可能性がひじょうに高いことが立証されました。 忘れ去られた深山の懐に、純血はひそかに受け継がれていたわけです。 現在、この子の兄弟と両親たちは、川場養魚センターで飼育されています。 今後はさらに詳しいDNA分析や、養殖種苗の特性向上技術の確立などの研究に役立つことでしょう。 棲息地の環境保全はもちろんのこと、今後はこうしたイワナたちの遺伝子も保護していかなければなりません。 過去から未来へ…… 私たちと共に生きてきた生き物たちと、これからはもっといい関係でありたいものです。 |
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真冬の栄養補給♪ 『男たちの鉄鍋会』 2009. 1st.
特に栄養補給が必要な参加者は皆無で、むしろ補給を制限されたほうがよい方が圧倒的に多いのですが……
冬の鉄鍋は、やはり格別でございます。 こんなシーンを見るだけで、食欲中枢を強烈に刺激されるのは私だけではありますまい。 高カロリー&高コレステロール、高脂肪……なんてことを感じる前に、本能のおもむくままにいただきましょう。 そして……特製調合された煮汁をかけて、叉焼丼風にいただきました。 煮卵もタレを絡ませ、白いご飯にかけていただきますが、食べるのが忙しくて写真撮るの忘れました。 今回のメイン・メニューはカレーです。 こちらは豚汁風のカレー鍋。スープ感覚でいただきますが、絶妙な味付けには深く感動いたしました。 丼三杯分ほどいただいて、胃腸全体がカレーで満たされました。 ターメリックライスにチーズと卵を乗せて炊き上げた焼カレー。 こちらは丼三杯分の割り当て量には満たなかったので、一杯のみで我慢です。 産地直送の下仁田葱を炭火で焼いたデザートです。 葉の部分には、アロエの果肉のような白いゼリー状の葉肉(?)がぎっしり詰まって、甘〜〜い風味を楽しませてくれます。 寒い季節ほど美味しい贅沢な味わいです。 冬の陽射しを受けて黄金色に輝くのは鳴門金時。 サツマイモは私にとって強力な消化剤ですから、メタボな食事を速やかに体内から運び出してくれる大切な役割を担ってくれます。 ますます磨きのかかったtago料理長の腕前に、今回も参加者全員大満足! 釣りもしないでサポートしていただいたにほん兵くんと電設くん、ありがとうございました。 そのほか、食べるだけの烏合の衆の皆さんも(代表は私ですが)お疲れさま! この後、晩飯にあの"聞香茶点"で中華のフルコースを満喫した参加者もいらっしゃったとか……信じられない食欲ですね(W 皆さん、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう! |
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Winter Joy
冬らしい冬を楽しみながら、よく遊び、よく食べた週末でした。
土曜日は嬬恋村にて、イワナの成長観察&ネイチャーウォッチング。 前日のポカポカ陽気とは打って変わった寒さでしたが、お楽しみにいろいろで、あっという間に時間が過ぎてしまいました。 雪原を駆けるおっさんたち…… その先にいったい何があるのかは……ヒ・ミ・ツ(w ヒミツの後は、いつもの戸部さん宅、"鱒谷養魚場"へ。 雪に埋もれた最奥の養魚場で、遺伝子保存のために飼育している吾妻川水系在来イワナの稚魚を観察させていただきました。 小さな命の中に芽生えつつある逞しさを感じます。 よく見ると、すでに個性が表れているところがイワナらしい。 名前をつけたくなるほどの可愛らしさに、これからの健やかな成長を祈ります! 裏浅間の風景…… このことろ、浅間山の火口から立ち上る白煙の量が増えているような気がするのは、私だけでしょうか。 そういえば、派手な爆発をしばらくしていません…… 水温の約束された湧水の水辺には、真冬にも緑が絶えません。 水面を見れば冬枯れの木立が映り込み、冬の重さを感じさせます。 日没後、バラギ湖温泉『湖畔の湯』にゆっくり浸かって、しばしまったりと休憩。 そろそろ帰りましょうかと車に乗り込み、しばらく走った後、車内の外気温表示を見ると……、すでにマイナス8℃まで気温は下がっていました。 ご一緒した皆さん、嬬恋の戸部さん、今回もいろいろお世話になり、ありがとうございました。 今度は3月、イワナの稚魚たちが元気に泳ぎ回り、飼育槽へサンショウウオが紛れ込んでくる時期にお邪魔したいと思います。 そして日曜日は、赤城FFにて、恒例の『男たちの鉄鍋会』 ますます磨きのかかったメニューとカロリーに、さらに食欲が刺激されます。 その模様はまた後日…… |
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298!
食欲旺盛なのに自炊する気力のない(料理ができない)、一人暮らしのおとこ 298円だからといって、容器や中身が少ないタイプのお弁当ではありません。 一般のコンビニで400円〜500円で売られているタイプと同じボリュームです。 このお弁当は、群馬県内に本拠を置く大手スーパーマーケット・チェーンで販売されています。 他にも鮭弁当やソースカツ弁当など、いろんなお弁当がこのお値段。 内容が少々チープで、お味についても贅沢とはいえませんが、この価格なら……。 でも、自分的には十分おいしくいただけます。 もしも群馬方面へいらっしゃる機会がありましたら、このスーパーのコンビニ系の店舗にも寄ってみてください。 ほとんどの商品の価格が壊れ気味……というより、近い将来の適正価格(?)を先取りしているだけかもしれませんが。 |
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必携アイテム その1.
昨年の春、"TIEMCO"からナリモノ入りで発売されたニューアイテム、"リバイタライザー"、フライフィッシング関係のブログでも、よく紹介されているのを見かけます。 あまりにひねりのない名称には驚かされましたが、その使用感、実際の効果共に優秀で、発売当初から好評だったようです。 フライラインの性能を再活性させる……つまり浮力の向上やしなやかさを復活させる目的に使うわけですが、劣化してハリガネムシのような手触りになった古〜〜〜いフライラインが見事に蘇ったのにはびっくりしました。 もちろん、新品のように完全復活するわけではありませんが、フライラインの延命には効果がありそうです。 最も優秀な点は、ラインの先端〜リーダーのバット部分に塗布したときの浮力が持続することです。 この部分の浮力が安定することで、スムーズなドリフトやメンディング、フリッピングが可能になります。 こうした目に見えないところに貢献する性能こそ重要なのですよ。 粘度が強くてベットリするので、ほんの少量をしっかり伸ばして使いましょう。 少々値が張りますが、1シーズン使っても半分くらいしか減っていないので、コスト的にも納得できます。 リキッドタイプのフロータントは数あれど、いろいろ使って落ち着いたのが"flux"の"kty3"でした。 性能的にはどれも一長一短で大差は感じませんが、容器の軽さと形状、そして容量の多さが親切です。 自分の場合、CDCパターンだけでなく、エルクヘアカディスなどのヘアウィング・フライにも液体フロータントを使います。 ディアヘアをトリムしたセミやカメムシのパターンにも使いますから、大きなフライでもサッとドブ漬けできることが条件です。 そんなわけで、今シーズン用にたっぷり用意しました! |
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Acropolis" FlyTying School 2009 1st."
先週の土曜日、今年度最初の"Acropolis"主催のフライ・タイング教室が開かれました。 時節柄、解禁に合わせる意味合いもあって、今回のテーマは『ミッジ』 ユスリカのパターンを中心に、ミッジフィッシングに関する基本的な知識について、解説&デモ・タイングをさせていただきました。 今回は参加者多数ということで、2回に振り分けるダブルヘッダー(?)開催。 遠くは千葉県からの参加者もいらっしゃいました。 このご時世に、本当にありがたいことでございます。 次回は1月31日(土)に開催する予定です。 テーマは『ガガンボ』、『スモール・ストーンフライ』あたりにしようかな。 お問い合わせ等は"Acropolis"まで! |
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今年のシムスは……
昨シーズン登場したシムスのウェーディング・シューズ"Head Water" シムス初(?)の日本の渓流にマッチした、しっかり歩けるシューズでした。 軽く、柔らかく、ソールの面積が広くて頑丈……、どうして今までこんなタイプを作らなかったのか不思議に思えるほど快適です。 そんなわけで、昨シーズンはこのヘッドウォーターのフェルトソールを2足、ステルスソールを1足、履き潰しました。 予想よりトラブルも少なく、使用頻度の割りには頑張ったので、今シーズンも履き続けようと思っています。 そしてヘッドウォーター・シリーズに、今シーズン新たに追加されたのが、あのイタリアの"vibram"社と共同開発したという新型ラバーソール。 日本語のHPにはまだアップされていませんが、米国シムスのHPには"STREAM TREAD"という名称で紹介されています(ちなみにアクアステルスは廃盤です)。 噂は前から聞いていましたが、先日"マーヴェリック"から送られてきて、室内を歩いてみました。 ステルスよりはコンパウンドが硬そうですが、接地面積は稼げそうな設計……。 土踏まずの部分には、スタッドも打てるそうな。 これで渓を走るのが楽しみです! 実際の着用感に関してはまた後日、お知らせしたいと思います。 |
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テスト&テスト
現在、"Acropolis"で開発を進めている"Riverwalkers Rod"(仮称)……その試作モデルのVol.6〜7が仕上がってきました。 前回までの問題点をどれくらい解消できたのかを確認するため"赤城FF"でテストを行なってきました。 魚をかけたときのロッドの曲がりや、可動式ガイドによるアクションの微妙な変化をチェックする予定でしたが、そんな日に限ってカメラを家に忘れてくる大失敗……。 仕方なく、携帯電話のカメラのみの撮影でございます。 そしてやっぱり、そんな日に限って、よい魚がよく釣れるのですよ。 しかも、今期初めてといっていいくらい、小さなニンフ・パターンに40cm級のむちむちサクラマスが鋭く反応してきます。 前回よりも水の濁りがやや解消され、特に珪藻類の繁殖に起因する茶色系の濁りはほとんど消えていました。 風下には水草の切れ端が散らばって、ようやくポンドに本来の活性が戻ってきたような感じです。 そんな変化が魚たちの捕食体勢に変化をもたらしたのかもしれません。 ロッドの調子もまあまあの印象でした。 なんとも不思議な反発特性を示すグラファイト素材(アクションのせいかも)で、空振りしたときの印象はフワフワしているのですが、ラインを通すとシャキッとして、プラス#1番手くらい強く感じます。 まだ時間はかかりそうですが、さらにテストを重ねて工夫すれば、面白いロッドに仕上がることでしょう。 ところが午後2時半を過ぎた頃、晴れていた空を突如暗雲が覆い尽くすやいなや猛吹雪に……。 私の車のタイヤは元スタッドレス(?)ゆえ、雪や氷にはもはや対応できません。 そんなわけで、早々に下山してAcropolisへ向かいました。 常連さんたちとあの渓、この渓の噂話に花を咲かせていると、心がハイシーズンへと飛んで行きます。 春の訪れが本当に待ち遠しいですね。 そしてお店の看板犬"ロロ"の熱い視線を浴びながら、お客さんからいただいたチョコレートケーキをご馳走になりました。 PS: 今週中は原稿の〆切りに追われ、どこへも出かけられません(涙涙涙 それから先週の土曜日に敢行したPCのHDD換装ですが、おかげさまでたいへんスムーズに交換することができました。 自分ではお手上げなので、交換作業はIT関係の企業に勤務する友人にお願いしたわけですが、さすがに手際のよろしいこと。 サクサクと作業をこなして、あっという間に完了です。 Y崎くん、どうもありがとうございました。 その後、OSのアップデートやファイルの入れ替え作業に丸1日費やし、以前よりもはるかに快適なPC環境が整いました。 これでバリバリ仕事ができます! |
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寒中お見舞い申し上げます
やけに静かな夜明けを迎えたのは、雪のせいだったのですね。 昨日、前橋にも雪が降りました。 この冬初めての雪でしたが、昼前には雨に変わり、気がつくと跡形もなく溶けていました。 寒さもいよいよ本格化して、今日から典型的な冬型の気圧配置が強まるとの予報が出ています。 東海から関東では青空が戻るようですが、日本海側や北日本だけでなく、近畿から西の太平洋側にも広い範囲で積雪が見られるそうです。 自分の頭の中では、すでに春の足音がうるさいくらいに聞こえていますが←(幻聴) 皆様方におかれては、どうぞ風邪など引かれませんよう、お体を大切にお過ごしくださいませ。 PS: 本日、PCのHDD(ハードディスク)の換装を行ないます。 少し前からカリカリチリチリと異音が止まらなかったり、ときには作業中に突然停止……と、かなり危うい末期症状が出ているので……。 自分でやると何かしらおバカな失敗をやらかしそうなので、隣町のIT企業に勤務するその道の達人に"南南"のラーメンと餃子をご馳走するという条件でお願いしました。 うまくいくことを祈るばかりです…… ※画像はイメージです。昨日、前橋に降った雪ではありません。 |
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渓ごよみ
昨年の春から、朝日新聞の群馬版に"渓ごよみ"というタイトルのエッセイを連載しています。 基本的に隔週の水曜日、月に約2回のペースで掲載され、本日の掲載で第16回目になります(画像は昨年11月、第14回目のものです)。 地域限定のローカル紙面ですから、このブログを見ている全国の皆さんの目に止まることはまずないでしょう。 それが少々残念ですが、いずれ何らかのかたちでご覧になれるような方法を考えたいと思っています。 内容的はタイトルからも想像できるように、釣りや渓魚や自然のお話が中心。 どうしてもマニアックな方向へと突き進みがちですが、いつも一枚の写真と拙文をきれいにレイアウトしていただくので、それが内容をやんわりとした印象に変えてくれるのかもしれません。 いつまで続くのか未定ですが(w 毎回楽しみながら書かせていただいております。 地元で会う友人、知人たちにも 「朝日の連載、見てるよ!」 と、声をかけられることがよくあります。 インターネット全盛の世の中にあっても、新聞という情報媒体の力が、地域の隅々まで浸透していることを強く感じる今日この頃です。 尚、今月の掲載予定は7日と21日です。 |