2008年12月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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もうすぐお正月ですが……
叉焼饅と桃饅
年末はいつもお腹が空いています。
「なんとか年を越せそうだなぁ……」
そう思うと気がゆるむのかもしれませんね。

特に今年は一昨日あたりから、あっちふらふら、こっちふらふら……

豚バラうま煮
一昨日は上州〜お江戸の釣り仲間と忘年会。
中華で豪華2.500円会費のフルコースに舌鼓を打ちました。

さくら
それでも釣りはしっかり行ってます。

福袋
昨日の午後、町に買い物に出たついでに"Acropolis"に寄ると、正月用の福袋の準備中でした。

画像の手前側が3.000円、椅子の上に並んでいるのが30.000円コース……、これらのほかに10.000円の袋も用意するそうです。

で、30.000円の袋をチラッとチェックしたところ、ひじょうにお得な内容にびっくり。
その場で売ってくれと交渉しましたが却下……
年が明けてから、早い者勝ちだそうです(あたりまえですね)。
3袋しかなかったので、本当に早い者勝ちですな。

揚げ焼きそば
昨夜もこんな油っこいものを鱈腹いただいて、体重は増加の一途。

本日も釣り〜温泉〜B級グルメのコースが予定されています。

深夜の自転車のロードワークは欠かせません。



patagonia 社の環境キャンペーン
HEART OF WINTER 2009
パタゴニア日本支社では、かねてから環境保護への行動を実践してきました。
そして今年度から新たに『フリー・トゥ・フロー 川と流域を守る』という環境キャンペーンを実施することになりました。

釣り具や情報を売りつけることだけに熱心で、フィールドの荒廃を見て見ぬふりの日本の釣り業界とは一線を画した発想と行動力に賛同いたします。
こうしたキャンペーンは、地方の現場で頑張る人たちにも、大きな励みになることでしょう。

今後の活動を応援したいと思います。
そして微力ではありますが、私自身も協力を惜しみません。

エッセイのページ
そんなわけで、"patagonia"の最新カタログ『HEART OF WINTER 2009』において、"渓流の未来を失わないために"というテーマでエッセイを書かせていただきました。

カタログはこちらから無料請求できますので、興味のある方はどうぞご覧になってください!



Acropolis杯争奪 野尻湖ワカサギ釣り大会
23日の天皇誕生日、長野県の野尻湖へワカサギ釣りに行ってきました。
主催は前橋のプロショップ"Acropolis"ですが、もちろんフライで釣るわけじゃありません。

早朝の桟橋
前日に降った雪で、早朝の桟橋はツルツル状態。
誰か滑って転んで落ちるんじゃないか……との期待もありましたが、皆さん無事通過。
前方に見えるドーム船に乗って出船です。

船内の様子
船内には左右に溝が切られていて、そこから仕掛けを落として釣る仕組み。

石油ストーブがガンガン焚かれていますから、Tシャツ1枚でワカサギ釣りができます。

ワカサギのPちゃん
ワカサギはとてもラブリーですね。
食べても美味しいので昔から人気があります。


さて、Acropolis杯というくらいですから、優勝者には賞品が授与されます。
問題なのはその内容……例えばトップの人には"SCOTT JS 803”を¥90.000-で購入する義務が生じる……

参加者の皆さん
ということで、優勝者は富岡市のNくん。
最近、ワカサギ釣りにはまっているだけに、結果を出したようです。

私は絶不調のまま、終了いたしました〜〜〜(何も買わないで済みます)

ということで、参加者の皆さん、おつかれさまでございました。
これからも"Acropolis"を可愛がってあげてくださいませ!





そして……昨日のクリスマスイブは、午後から"赤城FF"
天気も良く、なかなか好釣でした。

イブのデートはサクラマス〜〜
メリーサクラマス!


※注:
このフレーズは、とある友人から届いたクリスマスのメッセージです。
釣り人の心に響くオヤジギャグ、
感動したので採用させていただきました!
   
   

師走の写真教室
モデル撮影会
谷筋を吹き上げる風は生暖かく湿り気を含んで、師走とは思えない空気を運んできました。
何やら天変地異でも起こりそうな気配……のようにも思えましたが、
空はすっきり晴れ渡り、滅多にない好天に恵まれた2日間でした。

そんな師走の週末、"Silky Wood"主催の"写真教室"が開催されました。

季節外れの陽気に誘われて、大勢の釣り人たちで賑わう"うらたんざわ渓流釣り場"では、魚たちの活性も上々。
モデルさん調達をまかされた名人たちにも、あっさりその任務を果たしていただきました。

そして師走の夜は楽しい忘年会。
こちらも大いに盛り上がりました。

S.N.さんの作品
今回参加された皆さんのレベルは高く、それぞれの感性を充分に発揮して、素晴らしい写真を撮ってくれました。

『魚が暴れて逃げ出す前に撮る……』のではなく、
『リラックスさせてから、じっくり撮る……』
方法についても、よくご理解いただけたようです。

達人たち
自由撮影の時間には、人物撮影をテーマにした方も……

なかなかよく撮れていますね。
実物よりもスリムに撮れていますし(w
二人の表情をうまくとらえています。


主催のSilkyWoodさん、そして参加された皆さん、どうもありがとございました!
少々早いですが、良い年をお迎えください〜!


L.L.Bean のトートバッグ
古い友だちのような……
釣り具や着替えを無造作に放り込み、車に積んでは出かけていました。
キャンプや野宿が当たり前だった20代〜30代、フィールドではいつも"L.L.Bean""Boat and Tote"と一緒でした。


かれこれ30年ほど前、銀座のソニープラザにL.L.Beanの製品が置かれていて、そこで購入したのがこのトートバッグです(あやふやな記憶ですが)。
おそろしくゴワゴワした綿布に最初は違和感を覚えたものの、安定性と堅牢性に優れ、荷物をしっかり守ってくれる機能に、欧米の合理主義を感じました。

中でオイルや調味料がこぼれたり、虫除けやフロータントが漏れ出したり、ありとあらゆる汚れを経験した後、トートバッグはしばらく物置に眠っていました。
先日、久しぶりに引っ張り出して眺めていたら、一度も洗濯したことがないことに気付いて、初めて洗濯してたびですが……

長年染み付いた汚れが落ちるはずもなく、赤い生地の部分はひどく色褪せ、生地もずいぶん柔らかくなっていましたが、まだまだ現役で使えそうです。
長く使い続けることもひとつのエコですが、長く使えるものは、長く使ってこそ本来の性能を存分に発揮してくれるものです。

そして、このバッグを見て思い出すことは山ほどあります。
若き日の感傷に浸る気は毛頭ございませんが、思い出す行為はボケの防止にもつながりますから(W
突然、良かった渓の名前を思い出すかもしれませんしね。

そんなわけで、再び日常的に使ってみるつもりです。

Boat and Tote


PS:
今週末は"うらたんざわ渓流釣り場"にて"Silky Wood"主催の"写真教室"が開催されます。
自分にとっても今年最後のスクールになりますから、気合を入れて行ってまいります!


マイ箸
My Bamboo Chopsticks
何年も前から持ってはいたのですが……
そして、今さら……という感じでもありますが、最近ようやく使い始めました。

使ってみれば、まったく当たり前のこと。
でも、最初のうちは持ち歩いていることを忘れたり、その場に置き忘れたり失くしたり……
うっかり物忘れの天才ゆえ、そんなことが続いて、自分の中に定着(?)するまでにずいぶん時間がかかりました。

この夏"patagonia"の仙台店がオープンしたとき、記念にいただいた箸入れ&竹箸がとても気に入ってます。

皆さんはもうはじめてますか?
とりあえず、輸入割り箸がもたらす問題点などについて、考えてみてはいかがでしょう。



嬬恋村へ
魚影の群れ
このオフはドタバタしていて、毎年恒例のヤマメやイワナの採卵見学ツアーへ行けないまま、師走を迎えてしまいました。

そんなおり、嬬恋村の"鱒谷養魚場"の戸部さんから電話があって、
「ニジマスの採卵が始まりますよ!」
とのこと。

戸部さんからいろいろ教えていただきたいこともあったので、早速行ってまいりました。


ニジマスの採卵作業はさすがに驚異的な手際の良さで、70尾ほどの親魚からの搾卵をあっという間に終了。
ちょうど同時進行でイワナの検卵をやっている……というお話しだったので、今回はそちらも見学させていただくことに。

検卵の達人
発眼卵の中から死んだ卵を取り除く検卵作業は、鱒谷養魚場のおばあちゃんの仕事です。
死卵は白っぽく不透明になるので、健康な卵と区別がつきます。

毎年、数10万粒の卵を見ていますから、作業はスムーズそのもの。
この作業のために特注したという竹製のピンセットで、目にも止まらぬ速さで死卵を拾い上げて行きます。

私もお手伝いさせていただきましたが、自分の不器用さを思い知るだけでした。

イワナの選別作業
屋外水槽ではイワナの成魚の選別作業をやっていました。

個々のサイズやクオリティに応じて選別していくわけですが、出荷には欠かせない作業です。
これも機械かませにはできない作業ですから、定期的に何度も繰り返しておかなければなりません。

おつかれさまでした!
この日の嬬恋村は気持ちの良い快晴。
皆さんの笑顔も実に爽やかでございます。

作業後は村内の名所巡りや、来期のために吾妻水系の穴場情報などをうかがって帰途につきました。

何とも充実した師走の休日。
同行した皆さん、そして戸部さん、どうもありがとうございました!


クマの檻の前で
ムーンちゃん
子供の頃、前橋公園内にある遊園地にへよく遊びに行きました。
ブランコに滑り台、大きなジャングルジム、そしてミニチュア列車やオオクトパス……
ささやかな遊園地でしたが、昭和30年代にあっては特別に楽しい空間でした。


遊園地には頑丈な鉄格子で囲われたコンクリートの檻があって、その中には1頭のツキノワグマが飼われていました。
当時の私はそのクマがお気に入りで、何時間も檻の前に座ってクマを見ていたのだとか……(本人にそんな覚えはないのですが)
それで帰りが遅くなって、兄や父が迎えに来たこともあるそうです。

檻は北側に向いていて、その中はいつも薄暗く、クマを観察するにはかなり近寄らなければなりません。
近付くと、強烈なクマの体臭が鼻を突きます。
それが記憶に染み込んでいるせいか、今でも身体が敏感に反応します。
山の中でも人里でも、不意にその匂いがツンときて、あたりを見回すことがよくあります。
それがクマとの不用意な出会いを避けているのかもしれません。


今年の春、たまたま前橋公園の遊園地(現在は"るなぱあく")近くを自転車で通りかかったとき、あたりに漂う花の香を縫って、ふとクマの匂いをを察知しました。
もしかして……と、思って遊園地へ向かう坂を駆け下りると、なんとそこにはクマの檻があったのです。

当時とはずいぶん違う明るい雰囲気の檻の中には、年老いたツキノワグマがポツンと座り込んでいました。
そのクマは"ムーン"という名前がつけられていました。
しかし、うつむいた横顔には哀愁が漂い、何となく生気がありません。
どうしたことかと思ったら、後脚が弱っていて体を動かすのが不自由との旨の説明が鉄格子に掲げられていました。

それでもきちんと飼育されているらしく、檻の中は清潔で、近付いてもクマの匂いがほとんどしません。
たまたま風向きの具合で、気が付いただけだったようです。


そして先日、ムーンはどうしているだろうと、るなぱあくのクマさんのことをネットで調べていたら……『くまのムーンがお山へかえりました』というページを見つけました。

私が偶然通りかかって対面した2日後、ムーンは逝去したとのこと。
満開の桜の花の下で、静かに息を引き取ったそうです。

クマという動物との、不思議な縁を感じさせる出来事でした。

合掌……


ダイナミック・バディ
砲弾型
先週末は午前中にサーモンウォッチングを堪能した後、午後はサクラマスを釣りに"赤城FF"へ向かいました。
長旅の終焉を迎えつつあるサケの姿を見て感動した直後に、管理釣り場とはいえサクラ釣り……というのも何だかヘンな感じがしますね。

相変わらず水は濁り気味ですが、魚の写真は流れ込みの水路を利用して撮らせていただいてます。
それにしても、毎度お馴染みのダイナミック・バディには圧倒されてしまいます。

アブラムシ?
落下昆虫の中には、池の周囲から飛ばされてきたと思われるアブラムシの類が多数混じることがあります。
それが捕食対象になるかどうかは別問題ですが……。

この虫の体長2mm程度、フライによる表現はなかなか難しいですな。
こんなのを偏食された日には、嬉しいやら楽しいやら、想像しただけでワクワクしてきまます。

最近の傾向ですが、マラブー系のフライによるリトリーブが堅実な様子。
回遊コースにうまく当たる場所なら、ドライ・フライでも充分楽しめます。
その場合、フライはある程度サイズが大きいほうがアピール度が高いようです。

ユスリカのヘビーなハッチが来るまで、柔軟に対応きる釣りに徹していた方がよいかもしれません。



Mother-River Homing
おつかれさま!
まさか北関東の内陸部にある故郷の川で、こんな光景が見られるとは思ってもいませんでした。

広い瀬のいたるところにサケたちは群れ集まり、メスを巡って争うオスたちが、もの凄い勢いで水飛沫を上げています。

このサケたちは、遡上止めのヤナで囲まれた生簀の中で、人工採卵を待つ群れなんかじゃありません。
今まさに、運命の相手を自分自身で選択して自然産卵しようとする一群です。
遠くはるかな旅でボロボロになりながら生まれ故郷の川へ戻り、さらに海から200km近くも遡上してきた選ばれし勇者たちなのです。


今年は全国的にサケの遡上が少ない、遅い……という状況が続いて、実際に北海道では例年の70%程度なのだとか。

利根川の遡上もつい最近まで不調が伝えられ、先月22日のサーモンウォッチングのときにも、ほんの数尾しか見ることができませんでした。

ところが11月24日の降雨を境目に一気に遡上数が増え、多い日には1日380尾もの遡上が確認できたそうです。
昨年、平成19年度の遡上数は4769尾で、過去最高を記録しました。
このまま行けば、昨年の遡上数を上回るのは確実でしょう。


こんな素晴らしい場面に出会えたことに、心から感謝したいと思います。



PS:
12月5日の時点で過去最高(4869尾)を記録していたと、利根川導水総合事務所から発表がありました!



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