2008年09月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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北陸にいます!
北陸イワナ
2008年、渓流シーズンも最終です。

ということで、昨日から北陸方面にきています。

O大兄
昨日はあいにくの雨模様でしたが、釣りのほうはまあまあでした。

きょうはすばらしい秋晴れ。

有終の美を飾るべく、これから釣りへ出かけてきます。


『渓流・渓魚 FF四方山話』 開催のお知らせ
慌てふためいて……
10月5日の日曜日、前橋市のプロショップ"Acropolis"にて"まるごと佐藤seijiさん"という企画が行なわれます。

企画名称については本人とは関係なく決められていましたが、具体的な内容については以下の通りです。

『渓流・渓魚……フライフィッシングに関わる諸々のお話し……』

ということで、皆さんのフライフィッシング・ライフの役に立つお話をさせていただきます。
その他、スライドショーやタイングデモなどもやらせていただきます。


スペース的に限られているので、10名程度の少人数しか入れません。
人数が増えそうな場合、2回に分けて対応するかもしれませんが、取り急ぎ詳細や問い合わせに関してはこちらで!



『戸切地川現地協議会』開催のお知らせ
NZ南島のブラウン
河川環境のみならず、河川に対する役割や価値観、遊漁(釣り)と河川利用等に関する考え方が、北海道と本州とではずいぶん違うような……。

デリケートな問題ですが、将来に向けて前向きな話し合いができればいいですね。
興味津々、ぜひぜひ参加したいのですが……残念ながら、当日はこちらで仕事が入っているため行けません。
お時間の都合のつく方は足を運んでみてください。
意見を聞いたり発言したり、たいへん良い機会だと思います。


『戸切地川(へきりちがわ)における外来魚(ブラウントラウト)現地検討協議会』
開催日:10月4日(土) 
北斗市総合文化センター かなでーる 17時30分又は18時00から
〒049-0156 北斗市中野通2丁目13番1号 TEL 0138-74-2000

その他、詳細は道庁のこちらのHPからどうぞ。


『神流川オフ・シーズンニジマス釣り場』開設!!
にじこちゃん
すでに群馬県の渓流釣り(ヤマメ・イワナ対象)は禁漁期に入っておりますが、上野村漁協では10月1日より、『神流川オフ・シーズンニジマス釣り場』を開設します。

釣り場が設置されるのは、上野村漁協のある"ふれあい館"下の本流筋、約500mくらいの区間。C&R区間あり、平坦で歩きやすく、どなたでも安全に釣りを楽しめます。
もちろん、ヤマメやイワナの自然産卵に配慮して、影響が最も少ないエリアが選ばれていますのでご安心を。
まずはフライのテストがてら、10月のオープン早々に出かけてみようと思っています。

詳細についてはこちらからどうぞ!


この秋は、各地でイベントが数多く開催されます。
機会あるごとにご紹介していく予定ですので、オフシーズンを一緒に楽しみましょう〜!



曼珠沙華
傾いた 陽射しを受けて より赤く…

曼珠沙華 一むら燃えて 秋陽つよし
       そこ過ぎてゐる しづかなる径


田圃の畔のところどころに群生する彼岸花を見ると、自然にこの歌が浮かんできます。
平易な言葉の中に、鮮やかな花色の印象だけでなく、秋の光や空気感さえも凝縮されていることに、作者の才能がうかがい知れます。

作者は薄幸の歌人、木下利玄
40才で夭逝した白樺派の歌人です。
短くも波乱に満ちた人生だからこそ、こんな歌が詠めるのかもしれません。

私のような極道極楽トンボには、ついぞ知りえない世界に生きて、時代を駆け抜けた人なのでしょう。


もうひとつ、彼の作品にこんな歌もありました。

舂(うすづ)ける 彼岸秋陽に 狐ばな 
      赤々そまれり ここはどこのみち


やはり素敵ですね。
つるべ落としの秋の落日が見せる一瞬の情景が、情緒豊かに表現されています。



芸術の秋には、本棚の隅で埃を被った文学作品を引っ張り出してみましょうか……
そう思いつつ、釣りへ行きそびれたこの3日間は、来月の北海道釣行用のフライを巻き続けました。
大小各色のカメムシフライだけで20本、その他いろいろ巻きまくり、老眼がさらに進行したようです。


川場養魚センターへ
群馬県の渓流シーズンも今日が最終日……
あいにく台風通過と重なり、昨日からぐずついた天気です。
(本日、夜明け前には回復)

釣りへ行く予定でしたが、あっさりあきらめて、昨日は群馬県水産試験場"川場養魚センター"へ出かけてきました。

視察中たまたま村会議員さんたちの視察と重なり、皆さんは熱心に水源地を見学したり"ギンヒカリ"の説明に耳を傾けておりました。
おつかれさまでございます。


親魚候補たちさて、私の目的はというと・・・
先日、上野村の神流川水系でサンプリングしてきた群馬県産在来イワナの様子を観察したり……(個体識別用のタグが少々痛々しいですが)

武尊イワナ以前、このブログでもご紹介した、逞しい"武尊イワナ"を見てコーフンしたり……

謎解きの材料けれども一番の目的は、例のイワナのアブラビレの標本を預けに行ったこと。

先日サンプリングした県内の2河川と、少し前からストックしてあったちょっと気になるイワナの棲む5箇所の渓の計7河川、約200個体ぶんのアブラビレ・サンプルを預けてきました。

これらはすべてとある研究機関に持ち込まれ、そこで"mtDNA"の分析が行なわれます。
そしてそれぞれの河川ごとに、イワナたちの遺伝的特性が解き明かされるでしょう。

もしかすると新しい発見があるかもしれません。
近い将来、その結果をお伝えすることができると思います。


上野村のお食事処
ウルトラ盛り!!
"食欲の秋"です!

上野村は『道の駅』向かい側にあるお蕎麦屋さん"福寿庵"の上天丼、普通盛り(もりそば付き)!!
上野村漁協の松元組合長もシアワセそうです。

いつの頃からか上野村内のお食事処では、こんな大盛りが普通になってしまいました。
以前、このブログでもご紹介した峠のうどん"藤屋"さんの影響があるのかもしれませんね。

上野村『福寿庵』
かつて、こちらのお店はそれほど大盛りではなかったような記憶があるのですが……
最近は何を注文しても相当なボリューム。
私的には喜ばしいかぎりです。

大盛りはともかく、福寿庵はお蕎麦(十石蕎麦)がたいへん美味しいお店です。
ぜひぜひお蕎麦もお楽しみください!

本谷尺イワナ
今週末(9月20日)をもって、群馬県の渓流シーズン(ヤマメ、イワナ)は終了。
今年も上野村では楽しませていただきました。

松元組合長はじめ、上野村の皆さん、そして神流川の渓魚たちに心から感謝したいと思います!



アオクチブトカメムシ
なぜか水底歩行中!?
鮮やかなグリーンメタリックに輝くのは、20mmを超える大型種"アオクチブトカメムシ"(腹面ははオレンジ〜淡いラスティ系)

肉食性で、ワーム類(ケムシ、アオムシ、シャクトリムシ等)に襲いかかっては体液を吸い取るのだそうです。

そんなわけで、もちろん匂ひはきついものの、栄養満点&超激美味。
産卵前には欠かせないご馳走なのだとか……(イワナ談)!?



本谷、秋ヤマメ
Spawning Color
この魚を本谷で見つけたのは、8月27日のことでした。

白い泡が水面に漂う反転流の直下、ときどき浮かび上がっては鋭いシッピング・ライズを繰り返していた大きな赤い魚影……

そして……見事にスッポ抜けをやらかし
 
"Oh, My God !"

その後、月末のフォーラムのときは水量が増えて、魚の付き場が変わっていたようです。
目撃情報は伝わってきませんでしたから。

そして昨日の午後、27日とまったく同じ場所でライズしていたところを、運良くワンキャストで仕留めました。
赤く大きな影が浮上してフライを吸い込む場面は美しく、圧巻でございました。
しばらく夢に出てきそう。

現在試作を進めているロッドのテスト中だったため、使い慣れたものとは勝手が違って焦りましたが、二つ瀬を下られてようやくランディング。
40cmには少々足りなかったものの、長い背ビレとサーモン・ピンクに彩られた体色が印象的な♂ヤマメです。

昨日はひじょうに状態が良く、ポイントごとに尺クラスのヤマメが入っていて、活発にフライを追ってくれました。

群馬県の禁漁期まで、残り10日を切りました。
昨日は40cmを優に超えていそうなゴロ太イワナを目撃。
次回の釣行が楽しみですが、あと何回行けるかなぁ〜……



"シャロムの森 FFスクール 2008 3rd. " を終えて
木洩れ日の渓
先週末のめまぐるしい気候の変化に惑わされながらも、本年度第3回目のシャロムの森FFスクールが無事終了しました。

二日目の朝は、ご覧のように爽やかな秋の光が射し込む渓からスタートしましたが、昼以降、断続的な豪雨に見舞われ右往左往……。

土曜日参加の皆さん
日曜日参加の皆さん
2日間受講された皆さん、1日のみ参加の皆さん、それぞれに有意義な時間を過ごされていただけたなら幸いでございます。
渓魚たちの活性はいまひとつといった感じでしたが、これからも日々是精進の心意気でフライフィッシングを楽しんでくださいませ。

Benさん、Good job !!
今回はシャロムのFFスクール史上初めて、海外からの参加がありました。
アメリカはヴァージニア州から来日中のBenさん、シャロムのイワナをキャッチしてご満悦の表情!

激痩身岩魚
美黄胸鰭
ということで、シャロムらしいイワナやヤマメたちにもに出会うことができました。
この秋からは人工産卵床の敷設等を中心に、増殖のためのプロジェクトを企画中とのこと。
その成果はもちろん、今後は徹底したフィールド管理が行なわれることを期待したいものです。


PS:
今年度は11月1日〜2日に、恒例の写真教室&フィッシュウォッチングを開催する予定です。
詳細は近日中にシャロムの森HPに掲載されるでしょう。


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