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あの川で……
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イワナのお散歩
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満員御礼!
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道南にて その1.
プールのヒラキに見つけた小さなディンプル・ライズ…… その痕跡は水面のわずかなヨレにかき消され、見逃してしまいそう。 けれどもゆったりとした動きから、かなりの大物であることを直感……。 フライを#8のアダムス・パラシュートから、CDCライツロイヤル#14に慌てて結び代え、キャストのタイミングを計る。 そして……幸運にもファースト・キャストで仕留めたメスの陸封大イワナ。 北海道に上陸してから約5時間後の出来事……今年も来てよかったと、しみじみ思った瞬間でした。 初日は曇りのち雨……雨は時間と共に激しさを増し、夕方には土砂降りになりました。 昨日は朝からどんより曇り空、しかし増水したのが吉と出たらしく、イワナはポコポコ釣れてくれました。 今日もイワナ神の降臨を期待して川へ出かけます……と、言いたいところですが、仕事が溜まって身動き取れません。 久々の好天だというのに、部屋にこもってデスクワークでございます。 トホホホホ…… 明日の日曜日(22日)は"Anglers Hut"主催、"パタゴニア"協賛の"佐藤成史FF塾"が行なわれます。 |
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みちのくにて その3.
風景だけを見ていれば、すぐ近くで起こった災害の様子を想像することすらできません。 しかしこの川の周囲でも、数日中に起こったと思われる小規模な崩落跡を確認できました。 いまだに"岩手・宮城内陸地震"が引き起こした災害の全貌は見えてきません。 釣り人を含んだ12名の行方不明者の捜索も難航しているようで、予断を許さぬ状況が続いています。 被災された方々には、あらためて心よりお見舞い申し上げると共に、被災地の1日でも早い復興をお祈りいたします。 初夏の岩手県北、みちのくの渓では、完全無欠の美をまとったヤマメも顔を見せてくれました。 先週末に行なわれた"クボタロッジ"主催のFFスクールも無事終了することができました。 お忙しい中、参加された皆さんに心よりお礼申し上げます。 今夜の青函フェリーで函館へ渡ります。 |
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みちのくにて その2.
本日、午前8時半過ぎ、朝食後のコーヒーをいただきながら、皆さんと談笑しているときのことでした。 突然、建物が軋むほどの強い横揺れに襲われ、皆で思わず顔を見合わせます。 外を見ると、私の車がフワフワと上下に揺れているではないですか! かといって、何をすることもできず、揺れが収まるのをただ待つだけでした。 岩手県北部は震度4の中震とのこと……。 その最中、学生時代に体験した宮城沖地震の恐怖が蘇りました。 とりあえず、こちらは大事に至らなかったようで、予定していたクボタロッジ主催のスクールは1時間ほど開始を遅らせ、足場の良い危険の少ない川を選び、無事に遂行することができました。 ちなみに上の画像は、昨日(13日)夕方の岩手山の風景です。 大気の状態が不安定で、めまぐるしく天候が変化する1日でした。 地震の直後から、全国各地の友人・知人の皆さんから、たくさんのメールやお電話をいただきました。 個別にお返事するには時間がかかりそうなので、取り急ぎこの場を借りて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。 また、今回の地震で被災された方々には、心からお見舞い申し上げます。 |
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みちのくにて
八幡平への道すがら、雫石界隈の川で釣れた尺イワナです。 やっぱり、東北は素敵ですね。 今日もこれからイワナ釣り、天気も良くて最高です! クボタロッジさんの食事は美味しすぎてまたまた肥えそうですが……。 PS: patagonia仙台のスピーカーシリーズでは、たくさんの皆さんのご来場、ありがとうございました。 もっと写真をお見せできる時間が取れればよかったと反省しております。 |
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長期ロードへ出かけます!
毎年恒例、北国の渓を巡る長期ロードが始まります。 今年はいつもよりやや短めで、約3週間の日程。 東北に1週間、道南で2週間というスケジュールです。 最初の目的地は東北の大都市、杜の都仙台。 先日お知らせしましたように、本日20:30から"パタゴニア仙台店"にてスピーカーをさせていただきます。 おかげさまで、たくさんの人たちが集まってくださる様子。 皆さんと一緒に、楽しい時間を共有できればと思います。 詳細はこちらから! そして今週末の14日〜15日は、八幡平のペンション"クボタロッジ"でFFスクールが行なわれます。 今シーズンの八幡平方面は例年よりも雪溶けが早く、有望河川の水況は落ち着いているとのこと。 今回は早めに入って、自分自身でリサーチしようと思っています。 スクールのほうは1〜2名の空きが出たそうなので、興味のある方はこちらをご覧下さいませ! 6/19には津軽海峡を渡り、北海道へ上陸する予定。 6/22(日)は函館市のプロショップ"アングラーズハット"主催の『佐藤成史FF塾』が開催されます。 こちらの情報については、お電話で確認してみてください。 ◆ANGLERS HUT アングラーズハット 八鍬宏之 〒041-0824 北海道函館市西桔梗町827-24 TEL 0138-48-7553 FAX 0138-48-7554 そんなこんなでのんびり出かけることにしましょう。 今年はイワナの大王様と、ヤマメの女王様が降臨してくださると確信しております。 ブログも不定期ながら更新していく所存ですので、どうぞお楽しみに〜! |
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初夏の石徹白にて……
寝不足の身体が休息を要求する一方で、峠川を見た途端にムラムラと釣欲が湧きあがってきます。 躊躇することなく着替えを済ませ、そそくさと渓へ向かうのは、どうしようもない釣り人の性なのでしょう。 入渓点の対岸にずっしり根を張ったトチノキが、今年も元気に花をつけていました。 そんな当たり前の風景に、なぜか心の落ち着く今日この頃。 花鳥風月を友にする喜びは、年を追うごとに強くなっていきますね。 午後の光を浴びて、沢筋を飛び交う虫たちを目で追いながら、季節の進行状況を想像しつつ、最初に使うフライを選びます。 そして夕刻まで、存分に1人の時間に埋没したのでありました。 自分のことはさておいて、天候にも恵まれ、盛りだくさんの内容で行なわれた"第9回/石徹白フィッシャーズホリデー"は無事に終了いたしました。 今回のイベントでは、写真教室の講師を務めさせていただきました。 参加者の方が釣られたキュートなアマゴとイワナのモデルさんは、極めて従順にこちらの要求に応えてくれました。 このような渓魚とのコミュニケーションの方法など、撮影に必要な基本事項を中心に実演&解説したわけですが、今回の教室でお伝えしたことが、今後の皆さんのデジカメ・ライフに少しでも役立ってくれればと思っています。 それにしても、野生魚の美しさにはうっとりしてしまいますね。 こんな渓魚たちを育む石徹白の渓、そしてその素晴らしさをあらためて実感しました。 渓流エコロジスト会議では、基調講演として愛知工業大学工学部准教授、内田臣一氏による『重油流出事故が水生昆虫に与えた影響』と、岐阜県高原川漁業協同組合参事、徳田幸憲氏の『イワナをもっと増やしたい!』が行なわれました。 昨年冬に起こった重油流失事故が自然界に与えた影響を、水生昆虫の生息状況から科学的に考察した研究は、受講者の皆さんに大きなインパクトを与えたと思います。 また、人工産卵床や人工河川の造成によってイワナの増殖に取り組む高原川漁協の姿勢は、今後の釣り場や魚類資源管理のあり方を示唆するものでした。 こうしたアカデミックなプログラムは、次回もぜひ取り入れていただきたいものです。 参加者の皆さん、そして開催にあたってたいへんな労力と時間を費やされた主催者の皆さん、おつかれさまでした。 来年も6月第1週目の週末を楽しみにしています! |
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第9回 『石徹白フィッシャーズホリデー』 開催のお知らせ
今週末は岐阜県郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)にて"第9回/石徹白フィッシャーズホリデー"が開催されます。 昨年は思わぬアクシデントで開催が中止になり、とても残念な思いをされた方も多かったことでしょう。 それだけに今年は関係者一同、満を持しての開催となりますから、気合充分でのぞんでいるようです。 いつものように、内容は盛りだくさん。 会場には釣り関係を中心に、多くの展示ブースの出店があります。 私的に楽しみなのは、地元の皆さんが用意してくださる食のブース。 新鮮な地元食材を生かした手作り品々に、思わず反応して……。 今回も食い倒れ間違いなしですな。 開催スケジュールもたいへん充実しています。 フライやテンカラの実釣スクールは両日行なわれますし、土曜日にはコンデジを使った写真教室が行なわれ、私が講師役を務めさせていただきます(おかげさまで、すでに定員に達しているようですが)。 また、イベント恒例の渓流エコロジスト会議では、愛知工業大学経営情報科学部教授の石垣尚男氏(テンカラ大王)をコーディネーターに、渓流の新しい管理技術をテーマとしたパネルディスカッションが行なわれます。 そして土曜の夜は、いつものように野外夕食会が盛大に開かれます。 静かな石徹白の夜も、この日ばかりは夜が更けるまで、皆さんの賑やかな笑い声に包まれることでしょう。 私はイベント参加のため、本日これから出発します。 明け方に前橋を発つバスに乗って名古屋を経由し、岐阜県可児市で友人と合流して石徹白へ向かいます。 それでは皆さん、会場でお会いするのを楽しみにしています!! |