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『patagonia(パタゴニア)』仙台店オープン!
5月30日、"杜の都"仙台市に"patagonia(パタゴニア)"の直営店がにオープンしました。 パタゴニア仙台店が東北地方第1号店というのは意外でした。 仙台はフライフィッシングはもちろん、サーフィンやスノーボードなど、様々なアウトドア・フィールドに直結した町だけに、各方面で話題を呼びそうです。 パタゴニア直営店では、アウトドアスポーツや環境問題をテーマとしたトークイベント(スピーカー・シリーズ)を開催しています。 そこで今回、仙台店のストア・イベントとして来る6月11日(水)、20:30〜 『みちのくの渓と魚に魅せられて……』 〜過去から、そして未来へ向けて〜 というテーマでお話しさせていただくことになりました。 イワナの研究にかこつけて、フライフィッシングの修行に励んだ学生時代から、私の主たるフィールドは東北各地の渓でした。 そんな時代の思い出話に始まって、これから私たちフライフィッシャーに何ができるかを、皆さんと一緒に考えて行ければ……と思っています。 参加費は無料ですが、予約が必要とのこと。 詳しくはこちらから! |
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メイフライの宅急便
このところ、水生昆虫の観察や撮影、採集などに凝ってますが、実はその背景にはいろいろ理由がございまして、単なる酔狂や戯れだけの所為というわけでもないのです。 例えばこのヒメヒラタカゲロウのスピナーたちは、チルド宅急便で某大学の研究室へ送られ、しかるべき処理を施された後、DNA解析等に利用されます。 そこから得られたデータは、個体群の属性を知るためだけでなく、環境変化による生態系への影響を評価することに役立つかもしれません。 さらには渓魚たちを含めた他の生物との関係についても、新たな発見があるかも……。 幸いこの子たちは全員が生きたまま研究室へ届いて、無事にその役割を果たしてくれたとのこと。 採集者としては嬉しい限りです。 そんなわけで、これからは右手にロッド、左手に捕虫網、ベストのポケットには標本ビン……というスタイルで渓を歩き回る機会が増えそうです。 目的やテーマがより明確になったとき、皆さんにもご協力をお願いすることがあるかもしれません。 その節はよろしくお願いいたします! 本日は、今回の話題とはまったく別の用件で仙台へ出張です。 出釣ではなく、1泊だけの出張なので、釣り具はもちろん持参いたしません。 |
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過食な宴
一生懸命釣りをすると、とってもお腹が空きませんか? そんなわけで先週の水曜日、"Flyrodders"(ロッダーズブログ)の取材で"シャロムの森"を訪れた帰りに"ペーパームーン桐生相生店"に寄りました。 皆さんおなかペコペコだというので、そんなつもりじゃぁなかったのですが、3人そろって大盛りパスタを注文しました(扇動したのは私ですが)。 編集者のSさんがモッツァレラ・チーズのトマトソース、カメラマンのMさんはシンプルにミートソース、そして私はホタテと小エビのクリームソース。 こちらの大盛りは1皿400gのパスタを使用していますから、3皿で1.2kgぶんのパスタが茹で上がったわけでございます。 見ただけでげっぷが出そうな量ですが、こちらのお店のトマトソースとミートソースはかなりイケてますので食が進みます。 けれども私的には、クリームソースの味わいがやや単調で苦しみました。 皆でそれぞれをシェアしていただいたので、どうにかこうにかほぼ完食したものの、胃は逆流寸前……。 当分パスタは食べたくありません。 それなのに、デザートが食べたくなるのはなぜでしょう? スゥィーツを思い浮かべると、ポコッと胃壁の一部が膨らむようです。 すぐ近所に"ミラノ"という美味しいジェラード・ショップがあるので寄ろうとしたら……定休日でした。 状況を考えると、食べない方がよかったのかもしれませんが残念です。 皆さん、釣りの帰りだからといって食べ過ぎには注意しましょう〜! ところで桐生市といえば、サクラマスで有名な管理釣り場"赤城フィッシングフィールド"があります。 常連さんたちの間では評判ですが、実はこちらのご主人(あかぎのおじさん)は、イタリア料理の達人なんです。 美味しそうなパスタでしょう! 残念ながら今のところ非売品(?)なのですが、そのうちレストランでも併設していただきたいものです。 でも、こんなお腹にならないように…… |
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Vivid Green
なんて鮮やかなグリーンなんでしょう! 凝縮された濃緑は、まさに翠玉色。 羽化直後のイトトンボのウィングは、伸びていくにつれて徐々に色合いが淡くなっていきますが、その変化を観察するのも楽しいですね。 気がつけば、あたりは全部グリーンです。 新緑を映す水面、水中に揺れる水草も…… 先週出かけた"赤城フィッシングフィールド"では、"クロイトトンボ"の羽化が盛んになっていました。 フタバカゲロウもまだハッチしています。 さらに、見たこともないようなカディスも何種類か見られました。 もちろん、ライズボコボコ、サクラもニジも釣れ盛ってます。 イトトンボがハッチ・マッチャーなんて釣り、国内ではそうそう経験できません。 これまでほとんど知る機会のなかった湧水の池沼に棲む生き物たちの世界。 釣りも楽しいですが、こちらの世界も興味深い。 このままでは、いくら時間があっても足りません! |
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信州サーモン
最近、地元の食材を使った商品をコンビニで見かける機会が増えました。 それは地方へ行ったときの楽しみでもあります。 先日、長野へ行ったとき、ふと目に付いたのが"信州サーモン"のおにぎり。 あまり聞き慣れない名称なので裏面を見ると…… 正確・丁寧な食材表記に思わずびっくり! 昨今の食品偽装問題等で、製造する側も注意深くなっているのでしょう。 もちろん、好ましいことではありますが。 お味のほうですが、正確に両者の特徴を受け継いでいるような……。 慣れ親しんできた魚種ゆえ、匂いでそれと直感してしまいます。 |
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新しい携帯電話
先月、携帯電話を機種変更しました。 3年ぶりに……というのなら普通ですが、実は前回の機種変更から1年も経っていません。 新しい機種は"W61CA"……防水&515万画素デジカメというスペックは魅力的ですが、それまで使っていた"W51T"に取り立てて不満があったわけではなく、ただ何となく変更してしまったのです。 で、515万画素のデジカメがどれくらいきれいに撮れるのか……というのが興味深いところですが、実は今のところほとんど使っていません。 デジカメは仕事柄いくつも持っているし、それらが携帯電話に装備されたデジカメの性能が劣るわけがないので、実際、携帯デジカメの使用頻度は極めて低いのであります。 液晶もきれいでうっとりしますが、これは通話機能と関係ありませんな。 それにしても、最近の携帯電話の多種多様な機能は驚くばかりです。 おそらく自分には、搭載された機能の10%程度も使えないと思いますが、ひとつ大きな問題がありました。 今回新調したW61CAには、なんと自動電源ON/OFFの機能がついていないのです。 ようするに、電源ON/OFFの時刻を設定しておけば、自動で電源が入って、自動で電源が切れる機能のことで、これまで使ってきたすべての携帯電話には、この機能が当然のように装備されていました。 私の携帯電話の営業時間は、何年も前から午前8時から深夜0時でしたから、その間だけ電源が入るように設定してありました。 そうした使い方をする人は招少数派なのでしょうか? 最新のW61CAでは、自動電源ON/OFFは不要と判断されてしまったようです。 自動電源ONに関しては、アラーム機能で何とか対応できますが、OFFは常に手動で行なわなければなりません。 しかしながら、長い間の習慣もあって、当然それを忘れます。 そして、夜中に入るメールで目が覚めたり……。 消音しておけば……と思われるかもしれませんが、やはりいちいち設定変更を行なうのが面倒なので、今はひたすら不便です。 さらに、利用することで課金される機能は満載ですから怖いこと! パケットという目に見えないデータ通信制度には、過去に痛い目に遭った経験があるので、気軽に手を出せません。 そして多彩な機能とは裏腹に、当たり前の機能は削られ、常に電源を入れた状態でガンガン使ってください……というコンセプトが見え隠れしています。 そういえば、機種変更するにあたって、今回はいろいろなシバリ(?)のような約束事がありましたっけ。 簡単に機種変更できない仕組みがいろいろとあるようなのです。 でも、機械としてのデザインはとても美しい。 過剰装備や課金のトリックに辟易しながらも、手にする幸福を感じる今日この頃……。 今度ばかりは長い付き合いになりそうなので、大切に使わせていただきます! PS: 本日、"シャロムの森"にて"FLYRODDERS"の取材があります。 予期したわけではないですが、どう考えても絶好の条件。 気味が悪いです。 |
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『シャロムの森 FFスクール2008 1st.』を終えて
一ヵ月半ぶりに土日が晴れる!……という天気予報に胸を躍らせた先週末でしたが、やはり当然のように予報は外れて、シャロムの森は曇り時々雨、稀に晴れ間……というお天気でした。 したがって、魚は終始、沈み気味。 おまけに大渇水という厳しい状況でしたから、スクール的にはかえって参考になったかもしれませんね。 そんな中、水生昆虫たちの活性は上々で、ヒメヒラタカゲロウのスピナーたちの乱舞は終日繰り広げられ、夕刻にはエルモンヒラタカゲロウやナミトビイロカゲロウのスピナーたちも加わり、いたるところにそれぞれの種の群飛が見られました。 さらにはオナシやミドリといった小さなカワゲラたちのハッチも盛んでしたが、どういうわけか、それがライズにつながりません。 どうやら雨待ち……といった状況のようです。 明日、明後日あたり、日本の南海上を通過する台風4号が大量の雨を運んでくれることを期待したいと思います。 参加された皆さん、おつかれさまでした。 プレゼンテーションの大切さ、ファーストキャストの重要さを忘れずに! |
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On the surface……夕暮れ前に
いつのまにか風が吹きやみ、傾いた陽射しが水面を鈍く光らせています。 そこに忽然と姿を現わしたのは、小さなカゲロウでした。 華奢な手脚で水面をとらえ、絶妙なバランスで浮かぶ様子に見入る間もなく、カゲロウは色づき始めた空へと飛び立って行きました。 妙にざわざわとした気配を感じるのは、水中で宴を待つ鱒たちの動きが伝わってくるからでしょう。 私たちは水辺の草むらに座り込み、新しい糸を付け替えて、目の前のカゲロウに似た毛鉤を結び止めます。 夕暮れ前の静寂は、これから迎える魔法の時間のプロローグ。 最初のライズ・リングが水面に描かれるまで、あともう少しです。 ◆画像データ FinePix F50fd シャッター速度:1/200 秒 絞り値:F5.6 測光方式:スポット測光 露出補正:+2/3 ISO感度:200 |
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シャロムの森 FFスクール2008 1st.
今週末の5月17日〜18日、シャロムの森にて"フライフィッシングスクール2008 第1回"が開催されます。 新緑の季節を迎えたシャロムの渓は、水生昆虫を捕食対象にしたライズの最も多い時期。 ミドリカワゲラやオナシカワゲラなどの小型ストーンフライのハッチを中心に、数種類のメイフライのスピナー・フォールもありそうな予感。 そうした面では、ベーシックなマッチング・ザ・ハッチの釣りを楽しめるハズですが……当たり前のやり方では、なかなか成功を収められないのがシャロムの特徴です。 フライローテーションの妙、ちょっとした裏技などがテンコ盛りのスクールになることでしょう。 駆け込み参加大歓迎!ということで、詳細はこちらから! |
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『玉龍飯店』のソースカツ丼、再び……
先週末は信州の木曽で集まりがあり、各地から駆けつけた皆さんと共に、とても楽しい時間を過ごすことができました。 私はほとんど眠っていたような気もしますが……。 でもでも、木曽とは方向が全然違うのに、何がナンでも立ち寄りたかったのが駒ヶ根の"玉龍飯店"です。 昨年も当ブログでご紹介しましたが、こちらのソースカツ丼だけはどうしても外せません。 今回は無謀にも大盛りを注文しました。 たっぷりご飯の上に、千切りキャベツをはさんで丼とほぼ同体積のトンカツが盛り付けられている様子はお見事! まったくもって凶暴なボリュームでございますが、あっさり完食できました。 サクッと軽い衣と、風味豊かなソースに騙されてしまうのでしょうか。 食べ終わった直後に、 「もっと食べたい〜!」 と、思ってしまう文句なしの美味しさです。 しかし、これは私の気のせいかもしれませんが、今回はソースが少々水っぽく、いわゆる"つゆダク"状態になっていました。 ご飯とトンカツの間に盛られたキャベツの水切れが悪かったような……? 現在は牛丼などでもつゆダクが流行のようですが、私はこれがあまり得意ではありません。 それでもなお充分に美味しくいただけるのですから、よしといたしましょうかね。 看板の配色はかなりポップですが、お店のたたずまいは"昭和"そのものでございます。 ※玉龍飯店さんは2010年12月に閉店されたとのことです。 |