2007年10月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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紅葉の渓で
秋色の渓
これほど見事に晴れてくれれば、何も言うことはありません。

気温は10℃くらいしかありませんが、風さえなければ陽射しはポカポカ、気持の良いこと!
まさに北海道版、インディアンサマーといった気候です。

こんな景色の中を歩けるだけでも幸福だというのに、この渓には、とびきり美しいワイルド・レインボーが棲んでいます。

マヤたん
普通はお腹側から魚の写真を撮ることはありません。
こんなふうにベタッと寝せてしまうと、生命感が損なわれるだけでなく、色合いもうまく表現できないからです。

しかし、これほどふっくらと丸みを帯びた体型の魚は珍しく、その特徴をより印象的にするには、こんな角度で撮るのが面白いかも……と、考えたわけですが、いかがなものでしょう?

ある友人はこの写真を見て、
「ゴヤの"裸のマヤ"みたいだ……」
と、評しました。
かなり倒錯した意見ではありますが、そう言われるとそんな感じもしないでもない……!?

でも私的には、マヤちゃんよりもこのニジマスのほうがず〜っと艶っぽいと思います。

そして、柔らかなボディラインとは裏腹の猛烈なパワーに、誰もが驚かされることでしょう!

食欲の秋、男たちの鉄鍋会!
一昨日の日曜日、未明に北海道から戻ったのも束の間、その数時間後には"赤城フィッシングフィールド"で開催された定例行事"男たちの鉄鍋会"に駆けつけました。

睡眠不足もなんのその、美味しいお料理が食べられるなら、どこへでも飛んで行ってしまう私はダイエット中……なんだけど〜まぁいいや……。

今回の鉄鍋料理
今回のメインは、カレー料理2種……チキンを丸々一羽ぶち込んだ"まるごとチキンカレー"と、牛の尻尾を使った"牛テールカレー"。
もちろん、いずれもまろやかな風味に仕上がりました。

煮込むほどに、あたりにはカレー独特の素敵な香りが漂って、出来上がる前から生唾ゴックン状態……。
そして"手羽先と砂肝の煮込み"、定番の"ローストベーコン"も用意されました。

べじたぶる系
野菜不足解消のため、鉄鍋の定番料理"ポトフ"を追加、さらに特製ドレッシングでいただくミズナとホウレンソウのサラダもたっぷりと。

そのうえ、宮城県から産地直送の"ひとめぼれ"が届けられ、炭水化物の供給も完璧でございました。

ところで『ライスカレーとカレーライスの違い』ってご存知でしたか?

それはともかく、ますます進化を続ける料理のクオリティを実感しつつ、無芸大食の私はひたすら食べ続け……この日だけで体重2kg増……。

オトコ+数ペア
回を重ねる度に、参加人数も増え続けております。
今回は総勢20数名、ご夫婦やお子様の参加もあって、賑やかに和気藹々と秋の一日を過ごすことが出来ました。

TAGO料理長はじめ、料理とその準備に尽力してくれた皆さん、そして手際良い後片付けに活躍してくれた皆さんに感謝いたします。

また、この日の様子は、鉄鍋会名誉幹事の"inax"さん、火守り役の"江戸のゴリ松"さん、愛犬アンガスくんと参加した"おーむ"さん、そしてご家族で遠方からいらっしゃった"SILKY WOOD"さんのブログでも紹介されています。


さて、次回は忘年会ですかな!?



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北海道出釣から戻りました!
10/22以来、6日ぶりのエントリーでございます。

本日、午前2時過ぎに北海道出釣から帰宅しました。
台風20号の影響で、帰りの飛行機は1時間以上も遅れて離陸。
強風のためか揺れも激しく、どうなることかと思いましたが、何とか無事に到着することができました。

Autumn Reflex
秋の彩は、陽射しを受けて一際鮮やかに輝きます。
凛として透き通った空気、その中を突き抜ける光の眩いこと……。

尾〜my God !!
釣りに関しては、それはもうたくさんのドラマやサプライズがありましたよ〜!
まあそれは追々……ということで。

釣れないヤツ……
サイトフィッシングやライズの釣りも堪能できたし……

晩秋の捕食物
想定外のテレストリアルの大量流下には、大いに悩まされました。


まずは取り急ぎ、帰宅のお知らせということで……


秋の北海道出釣へ
深まる秋の気配を、肌で感じるようになりました。
朝晩の冷え込みは、関東地方でも厳しさを増しているようです。
そしてずいぶん陽が短くなってきました。

つるべ落としの秋の陽
秋の北国では"つるべ落としの秋の陽……"という言葉そのままに、あっという間に陽が落ちてしまいます。

山影に太陽が隠れてしまえば、途端に気温が急降下。
おまけに、想像をはるかに超える早さで夕闇が迫ってきます。

しっかりした防寒対策を施し、迅速な行動を心がけることが、この時期に山へ入るときの条件といえるでしょう。

それだけに、釣りのできる時間も短くなります。
少ないチャンスを確実に生かさないと結果が出せません。

モンスター……
昨年、友人が釣ったようなモンスター級の魚と、今年も出会えるでしょうか。

チャンスはおそらく、ライズやサイト・フィッシングという極度の緊張感を伴う場面と共に訪れそうです。
想像しただけでワクワクドキドキ……でも、ズシ〜ンと重たいプレッシャー……。


何はともあれ、晩秋の風情を味わいつつ、そこに必ず待っている感動を楽しんでくることにいたしましょう。

帰宅は今週末、27日の深夜になる予定。
今回、現地ではインターネットに接続できる環境が整っていません。
毎日でも状況をお伝えしたいのですが……、果たしてどうなることか。


午前2時50分、前橋駅発の羽田空港行きバスで出発です。
それでは行ってまいりま〜す!


藤屋のうどん
with さしみこんにゃく♪
全国的にはたいへん田舎だと思われている群馬県(事実ですが)、その中でもかなり田舎の上野村、そのまた片隅にある小さな食堂……それが"峠のうどん屋 藤屋"さんです。

すでに釣り仲間のブログで頻繁に紹介されていますが、私も先日ようやくこの名物うどんを食す機会に恵まれたので、エントリーさせていただくことにしました。

群馬県は、どちらかといえば蕎麦よりもうどんの文化圏です。
少年時代には父親の田舎で"おっきりこみ"と呼ばれる野菜のたくさん入った煮込みうどんを食べるのが楽しみでした。
基本的には太くて腰のある生成りの手打ち麺、つゆはシイタケと昆布ベースの醤油だしです。

藤屋さんのうどんは、前橋周辺とは麺の形態やつゆの味も少し違いますが、昭和を連想するには十分な懐かしさがあります。

特筆すべきはその量と価格です。
ボリューム感溢れるがっちりした手打ち太麺に、大きな天ぷらがドカンと乗って500円!

ところが残念なことに、1日30食〜40食しか作らないのです。
それゆえ、昼時だけで販売終了は必至ですから、なかなか食べる機会がなかったのです。

てんぷらは季節によって具材が変わるそうです。
通の情報では、山菜の豊富な春の頃が特によろしいのだとか。

微妙な傾き……
何ともいえない質素なたたずまい、思わず立ち寄りたくなってしまいますね。

飲み物以外のメニューは、うどんの他に自家製さしみこんにゃく(200円)、そしてみそおでん(250円)だけ。
それがまた美味しいこと……、もちろんこんにゃくは群馬の味です。
藤屋さんから一山超えて降りたところには、こんにゃく産地で有名な下仁田町があります。


昭和の良心を今に伝える希少なお店……そこでは、上野村の心が伝わる素朴な逸品を楽しめます。


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第5回 『毛ばり釣り勉強会』 開催のお知らせ
小菅フィッシングヴィレッジ
私たちの季節感を狂わせていた長く暑い夏が去り、気が付けばすっかり秋の今日この頃です。
昨日の前橋の最高気温は17℃を下回りました。
この週末は群馬県内各地で紅葉が見頃を迎えています。


さて、来る11月17日〜18日の2日間、山梨県小菅村にて『FF&テンカラ・ファンの集い"第5回 毛ばり釣り勉強会"』が開催されます。

同じ釣りばかりやっていると、どうしても思考が偏って、他の釣りに対して排他的になったり、攻撃的になってしまいます。
たまには他の釣り方を見て学んだり、いろいろな人の意見や考え方を参考にするのも良いことです。

秋の1日を普段とは少し違う視点で過ごしてみるのはいかがでしょう。
私も2日間、最初から最後まで目一杯参加させていただきます。
テンカラ界からは、堀江渓愚さんが参加いたします。

なお、11月17日は"小菅フィッシングヴィレッジ"、18日は今年の3月にオープンしたポンド"小菅トラウトガーデン"を会場に利用する予定です。
それぞれにタイプの異なる釣り場という点も面白いですね。

詳細はこちらからどうぞ。
どちらか1日だけの参加も可能ですので、お時間のある方はふるってご参加ください!


キムン・カムイ( 山の神)のこと
山の神
来週予定している北海道出釣を前に、今回は自分自身の行動を戒める意味も含めて"ヒグマ"についての話題です。

ヒグマはアイヌの言葉で"山の神"を意味する"キムン・カムイ"と呼ばれています。
まさに的を得た表現で、私たちがヒグマに対して接するべき姿勢そのものを表わしていると思います。

私自身は、幸運なことに野生のヒグマと対面した経験はないので、経験済みの友人たちが語る恐ろしげな遭遇談話からその様子を想像することしかできません。
同じクマの仲間の"ツキノワグマ"とは数え切れないくらい遭遇していますが、ヒグマはまったく次元の違う存在なのだと感じています。

もしも彼らと突然出くわしたら、叫ぶことも逃げることもできずに、その場で平伏すしかできないでしょう。
なにせ相手は神様なのですから。

だからといって、神の棲む山へ入ることをやめるわけにはいきません。
そこは私自身の聖地であり、生きとし生けるものの故郷でもあります。
見ておきたいもの、体験しておきたいことが一杯に詰まった小宇宙です。

釣りという酔狂な行為は、未だ見ぬ世界を見て歩くためのツールにすぎません。


冬を目前に控えた今の季節は、彼らが一年のうちで最も活発に動き回る時期に当たります。
せめて遭遇しないための準備を怠ることなく、冷静で自覚ある判断のもとに行動することを心がけたいと思っています。


その一方で、このところ夜な夜なヒグマに関する情報をネットで探し回っています。

知れば知るほど恐ろしい存在ですが、それはまた神として崇めるだけの価値があることの裏返しということもできそうです。

ヒグマが起こした人身事故については、こちらに詳しい記述が多数あります。その中でも、野生動物が起こした最大の人身事件である"苫前三毛別事件"の内容には身の毛がよだちます。

この事件は吉村昭氏の小説"羆嵐"の題材であり、後に木村盛武氏が"慟哭の谷"というドキュメンタリーを著しています。

いずれも一読の価値はありますが、ヒグマの恐ろしさをより身近に感じて、眠れなくなるかもしれません。


今回の写真は北海道の"サホロリゾート"内の"ベア・マウンテン"にて、友人が撮影したものをお借りしました。
もっと見たい方はこちらのブログをどうぞ。

お願いだからこっちへ来ないで!
と、叫びたくなるようなカットですね。


Season of Love
先週末、上野村の神流川でプチイベントが開催されました。
今回の集まりは、9月に予定されていた恒例のC&Rフォーラムが台風9号のため中止になり、その代替イベントとして企画されたものです。

お楽しみいろいろでしたが、一番気になったのはヤマメたちの産卵状況です。
ヤマメたちの産卵行動を観察するフィッシュウォッチングが中心のイベントですから、それが見られなかったらシャレになりません。
事前に確認する時間が取れなかったこともあって、正直言って心配でした。

ところが川を見ながら歩き出して数分後、そんな不安は一掃されました。

リアルタイムでスポーニング態勢に入っているペアが見られるだけでなく、産卵床の痕跡も多数散在しているではないですか!

生命の鎖をつなぐヤマメたちの儀式は、今年もしっかりと営まれていたのです。

誘惑の舞
二人の世界に没頭するヤマメのペア……強烈なフェロモンを放出しながら繰り返す誘惑の舞に、オスはフラフラのご様子。

例のハイパーヤマメ系の産卵はすでに終了した模様で、斃死寸前のメスの大型個体や産卵床の下流に横たわる亡骸も見られました。

そんなわけで今回の主役は、体は小さくても元気一杯のワイルドヤマメたち。
この川に生まれ育った自然系群の末裔です。

ささやき
大きなオスが小柄なメスを抱き寄せ、何やら耳元でささやいています。
いやらしさ全開の雰囲気ですね。

でも、上の2枚の写真、メスは共通なのですが、オスは違う魚なのですよ。
このときは、3尾のオスの出入りがありました。

ちょっと放っておくと、すぐに他のオスがくっついてしまう……何処の世界にもありがちなお話です。
待つ身の辛さは、すべての生物が抱える心情なのかもしれませんな。

それをわが身に置き換えて、しきりに感情移入している観察者も複数いらっしゃったみたいですが……。

鬩ぎ合い
その一方で、1尾のメスを巡るオスたちの攻防は、絶えることなく続きます。

若いオスたちは、そうすることの意味もよく分からず、本能のままに争い、メスに一番近いポジションを確保しようと頑張るのでした。

うっすら秋化粧
山々はうっすらと秋化粧を施し、静かに佇んでいました。

紅葉は例年より少し遅れそうですが、季節は着実に進行しています。

酔狂な企画ではありますが、渓魚たちの産卵という場面に向かい合うことで、皆さんそれぞれにいろいろな思いを胸に抱かれたことでしょう。

そこから何を学び取るかはご自由ですが、渓魚たちが懸命に生きる様子を間近に見ながら、その背景にあるものを感じ取ろうとする気持ちや姿勢は、自然に親しむことを楽しみにしている人たちにとって、とても大切だと思います。

あたりまえのように繰り広げられる産卵行動は、そこにある自然環境を象徴する現象にほかなりません。
数多くの釣り人が訪れる関東周辺の河川でありながら、そんな現象を安定して観察できるこのフィールドは、とても貴重な存在といえるのではないでしょうか。


イベントに参加してくれた皆さん、そして上野村漁協の皆さん、今回はどうもありがとうございました。

来期もどうぞよろしくお願いします!


プリンサンド♪
神戸サンド屋
現在、ダイエット中の身の上ながら(なので)、大胆なエントリーでございます。

富山へ行くと必ず立ち寄るお店のひとつに、"神戸サンド屋"があります(神戸市とは直接関係ないようですが…)。

朝食に、そして釣り場へ持って行くランチの調達に、いつも利用させていただいてます。

お勧めは"かぼちゃコロッケ""ツナたまご"といったサンドウィッチの王道系ですが、先日、富山市内の太郎丸店で、"プリンサンド"というのを見つけました。

プリンプリン
このタイプのサンドは、食べている最中にボロボロと崩れることが多く、不器用な私はいつもそれで衣服を汚してしまいます。

ところが、これはプリンがしっかりしていてカタ崩れせず、壊さずに食べることができました。
おそらく、その点も考慮して商品化されたのだと思われます。

プリンの甘さは控えめで、パンにも良く合います。
生クリームのフワフワ感も素敵ですが、それだけにサンドウィッチというよりも、プリンケーキのような雰囲気でした。

このプリンサンド、お店のHPにも紹介されていないようなので、地域か季節の限定メニューなのかもしれません。

近所に神戸サンド屋さんがなくてよかったです。


PS:
成人病予防のため、この2週間ほどで4kgほど体重を落としました。
なのに先日の東北出釣では、宿泊した朝日山の家で飽食した挙句、帰りのレストランではカツカレーを注文するありさま。
当然ながら、2日間で2kg増です。
今日、明日と、上野村神流川のイベントなので、ダイエットは小休止だな……。


JUGEMテーマ:グルメ


秋のみちのくにて
昨晩遅く、東北出釣から無事帰宅しました。

ほうき雲
幸運なことに、またとない秋晴れに恵まれた二日間でした。

空に模様を描くのは、うろこ雲やほうき雲。
吹き渡る風のなすがままに、刻々とその姿を変えていきます。

河原のススキの穂が大きく揺れる度、今度はどんな空になったのか、
思わず見上げてしまうのでした。

ごーよん♀
荒雄川でも寒河江川でも、それぞれの川の特徴をその身に映したニジマスたちが、元気な姿で迎えてくれました。

どちらの川も減水気味で、一雨、二雨欲しいところ。
そうすれば、この先もっともっと楽しめそうです。


同行の皆さん、朝日山の家の志田さん、そして仙台と福島から駆けつけてくれた皆さん、どうもありがとうございました。
おかげさまで、とても充実した二日間を過ごすことが出来ました。

荒雄川にユスリカのスーパーハッチが起こるという来月中旬頃、もう一度行ってみたいですが……。


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