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夏の夜のささやかな宴
夜のしじまの向こうから、沢音のやさしいBGMが聞こえてきます。 月影清かな夏の夜は、この日のために穏やかな時間を用意してくれたようです。 三々五々集まった釣り人たちの宴は、森や渓や渓魚の話題が尽きることなく、夜明け間近まで続いたそうな……。 先週の土曜日"シャロム夏の陣 ホルモン食って暑さを吹き飛ばせ!!"に参加してきました。 シャロムの常連さんを中心に、老若男女が10数人集まって、釣る食う飲む騒ぐ……寝る、という極楽イベントです。 午後からoyabunと共に現地に入りした私は、釣ることもせずイヌやネコと遊んだり、写真を撮ったりした後、炭火を熾して宴の始まりを待っておりました。 そのままずっと火のそばにいたものですから、汗で身体はベトベト、焼肉が始まってからは油で衣服がベトベト……。 思いのほか、熱い夜を過ごすことになってしまいました。 今回の幹事、SAGE愛好会さんが調達されたホルモンは最高でした。 柔らかく良質なホルモンに、濃厚なタレが絶妙にマッチします。 それにキャベツを絡ませることで、余分な油分と臭味を逃がしたことが大正解ですね。 しかし、個人的にはサツマイモだけで育てられたという千葉県産の"イモブタ"に心を奪われました。 炭火で網焼きという方法がよかったのでしょうか。 シンプルな塩・コショウだけの味付けでいただくと、脂身が舌の上でトロリと溶けてしまいます。飲めない人間としては、白いご飯が早めに欲しかったです。 それから野菜が少なかったのが残念でした。 食事はバランスが大切ですものね。 日帰り組で火守り当番の私は、結局食うだけで終わってしまいましたが、帰りがけの温泉できれいさっぱり汗を流していい気持ち。 翌日の夕方まで続いた満腹感にはまいりましたが……。 SAGE愛好会さんはじめ、参加された皆さん、おつかれさまでした! 次回は秋も深まる頃にいかがでしょう? お詫び: 30日の午前中、猛烈な豪雨と雷鳴鳴り響く中でブログを更新していたのですが、ビカーッと稲妻が走った瞬間に停電してしまいました。 そのときPCの電源も落ちたため、たまたま開いていたページが吹っ飛び、認証前のコメントもいくつか消失してしまいました。 そんなわけで、いくつかのコメントにお返事することができません。 この場を借りてお詫び申し上げます。 |
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第8回 『神流川C&Rフォーラム 』開催のお知らせ
9月8日(土)〜9日(日)の2日間、"神流川C&Rフォーラム"が開催されます。 今回で8回目になるこのイベントですが、初秋の恒例行事としてしっかり定着した感があります。 ここ数年の内容は、釣り場の管理者である漁業協同組合と、利用者である釣り人たちとのコミュニケーションの機会、あるいは共通の楽しみを持つ人たちの親睦や情報交換の場、といった感じでしょうか。 場を盛りあげる面子には事欠かない……というか、それに命をかけているような皆さんも、毎年多数参加いたします。 この種のイベントは、回を重ねる度に参加者が減少していくものですが、ここではむしろ増加傾向にあります。 遠方からの参加者が年々増えていますし、リピーターの参加者数も安定しています。 こうした傾向は、神流川と上野村に対する期待の大きさの表われなのかもしれません。 いずれにしろ、漁協と釣り人の距離がこれだけ近いケースは、全国的にもひじょうに稀です。 いまだに互いを敵視する風潮が強い中、上野村では漁協と釣り人が同じ目線で川や魚をとらえています。 組合長自らが、釣り人たちとの会話を楽しんでいますから、夜の宴会などエンドレスになりかねない事態に陥って……。 このようなフォーラムの主旨が管理体制に反映され、本谷毛鉤釣り専用区間の誕生につながったといえるかもしれませんね。 私は今年も2日間共に、コンパクトデジカメを使った写真教室を受け持たせていただきます。 撮影用の渓魚確保のため、昨年と同様に釣り名人たちの協力をお願いしてあります。 それだけに、被写体にはまったく不自由しないと確信しております。 イベントに関する詳細はこちらからご確認ください。 また、夜の宴会への参戦希望者、および宿泊希望の皆さんは、お早めに手続きを取られることをお勧めいたします! PS: 実は昨日、約2ヶ月半ぶりに本谷毛鉤釣り専用区間へ行ってきました! イワナもヤマメも相変わらずデカイです。 ただ、ダムの放水の関係で水が濁り気味……。 この写真は山水の流入があるサイドチャネルを選んで撮影したため透き通って見えますが、本流筋の濁りはかなり気になります。 8月になる頃には、いつものクリアな水色に戻ることを期待しています! |
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猪豚とドーナッツ……
"猪豚"は、上野村の名産品として有名な食材です。 先日、みそ漬けを2箱いただいたので、友人宅に持ち込み試食しました。 箱の中身はレトルトのパッケージで小分けされていますが、いくらなんでもこんなのを1人で全部食べたら、メタボ化への急加速は必至ですからね。 美味しいものは、みんなでシェアするのが一番です! イノシシの♂とブタの♀を掛け合わせた猪豚のお肉は、低脂肪・高蛋白が特徴。 特に脂肪部分にオレイン酸を豊富に含んでいるためか、甘くまろやかな味わいが素敵です。 味付けは暖かいご飯のおかずに最適で、モリモリモリモリ……ついつい食べ過ぎてしまいそうなところを、一膳半でグッと我慢したのでありました。 上野村といえば神流川ですが、釣りに出かけた際にぜひご賞味してください。 村内のJA焼肉センターへ行けば、いつでも食べられますし、上野村漁協の事務所がある"ふれあい館"でも猪豚製品を扱っています。 デザートにいただいたのは、桐生市の広沢町にある"アトリエ"のドーナッツです。 中に餡は入っていないので、甘さはほどほど。生地を丸めてそのまま揚げてあるため、焦げてカリッとしたところや生地の柔らかさが残っている部分など、それぞれに食感や味わいが微妙に変化して飽きが来ません。 濃い目のコーヒーと相性の良い味です。 このタイプのドーナッツ、子供の頃によく食べた記憶があります。 兄弟で奪い合ったり、食べ過ぎて胸焼けしたり……。 懐かしい昭和の味ですね。 こんなふうに、昨夜も過剰な栄養を摂ってしまいました。 夏バテ対策ということで、懸命に自分自身を納得させているところです……。 |
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2007年度"シャロムの森 第2回FFスクール"を終えて……
晴れるはず(?)の期待は見事に裏切られ、2日間共にどんより曇り空……。 日光の照射はほぼゼロでした。 意外にも水量は平水程度でしたが、とにもかくにも渓魚たちは水底に沈みがちで活性は最低レベル。 それでも皆さんの笑顔に助けられ、スクールは無事終了いたしました。 2日目のレッスン中、スクール常連のはねたろうさんが釣ったのは、シャロム史上始まって以来かと思われるほどの見事な幅広ヤマメ。 現場にいたメンバーだけが知る抱腹絶倒の曰くつき(?)の1発でしたが、プレゼンテーションからフッキングまでは、まさに完璧な内容でございました。 今後、シャロムの伝説になることでしょう。 そんなこんなで、スクール的にはむしろ好条件だったかもしれません。 状況なりに、渓魚たちは違った迎え方をしてくれるもの……そんな様子を直視することもまた、修行の一貫ということでしょうか。 これから梅雨が明け、暑い夏が来れば、シャロムの森は最盛期を迎えます。 増水&快晴をキーワードに、渓魚たちの活性もグングン上がることでしょう。 スクールに参加された皆さん、おつかれさまでした。 そしてありがとうございました。 2007年第3回スクールは、9月22日〜23日に予定しています! |
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あなたはいつも……
いつもあの木枝の下に定位して、時々神経質そうにライズするあなた……。 推定サイズ、35cmは超えていそうです。 あなたが幻なんかじゃないことを、ようやく確信できました。 ちゃんと写真に映っていますものね。 大ぶりな各ヒレ……特に尻ビレの長さから推測すると、産卵経験のあるご婦人のようでございます。 スレンダーな姿態ではありますが、あなたみたいな方にウロウロされるとたまりませんのよ。 でもねぇ、どうしてあなたはキャストする前にどこかへ消えてしまうのでしょうか? みちのくの渓、毎年同じ経験をさせられる、あの渓のあの場所にて……。 PS: 今日、明日と"シャロムの森"にて今年2度目のFFスクールがあります。 天気がいまひとつではありますが、水況はたいへん良いとのこと。 どんなドラマが待っていることやら……。 それでは行ってまいります!! |
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森町"東光亭"のラーメン
北海道といえばラーメンですね。
ところが、北海道で美味しいラーメンに当ったのは、ほんの2〜3回だけ……。 特に"札幌ラーメン"の名店といわれているところでは、ことごとく外しています。 ほとんどの場合、過剰な油分と塩分、そして人工的な旨味成分満載の味噌味……というパターンで、胃と舌が参ってしまいます。 昼に食べたラーメンが消化できないまま、夕飯の時間を迎えるというのは、あまり気持ちの良いものではありません。 さて、"いかめし"で有名な道南"森町"の駅前に、"東光亭"というラーメン屋さんがあります。 函館の友人たちが絶賛するこのお店、お勧めメニューは絶対に『味噌野菜ラーメン』とのこと。 そして早速いただきました。 すると……確かに味噌ラーメンではあるのですが、食べ進むうちに感じるのは、 「味噌風味の塩ラーメン……!?」 という不思議な感覚……。 どうやら味噌味基調の濃い味は避けて、あっさり系の風味豊かなスープをベースにしているようです。 それでも味わい深いスープはまさに絶品。一滴残らず飲み干してしまいそう。 そんなわけで、後味は味噌ラーメンを食べたときのそれではなく、塩野菜タンメンを食べ終わったときのようでした。 食後の喉の渇きも少なく、もちろん数時間後には正常な空腹感が訪れました。 消化のよさも、美味しさのうちですね! 次回は大盛りにライス、それから餃子を注文することにいたしましょう! |
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2007年度"シャロムの森 第2回FFスクール"開催のお知らせ
今週末の7月21日〜22日、"シャロムの森"にて、今年度第2回目のフライフィッシングスクールを開催いたします。 今回からスクールの開催形式をフレキシブルなシステムに変更して、どちらか1日だけの参加が可能になりました。 また、夜の部(?)だけの参加も募っているようです。 詳しくはこちらから……。 私的にはやり方に関係なく、一生懸命やらせていただくだけです。 日程を決めた時点で予想していた通り、増水後の好条件と晴天に恵まれることにほぼ間違いなさそうですね。 緊張感溢れるサイトフィッシングの炸裂! 我ながら楽しみで、楽しみで……! シャロムの盛期はこれからです。 受け入れ態勢は準備万端整ったわけですから、どちらか1日だけでも、どうぞふるってご参加ください〜! |
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勉強しないと……
7月16日の海の日、東京海洋大学は品川キャンパス内にある楽水会館にて開催された"森と川と海の生命のネットワーク"に参加してきました。 この日は"海の日記念行事"ということで、他にも様々なイベントが開催されていました。 大学に到着するなり、やけに甲高い声が聞こえてくると思ったら、それは"さかなクン"でありました。 どうやら別のイベントに招かれていたご様子です。 会場の外では金魚すくいのイベントなども行なわれ、懐かしいやら嬉しいやら、ほのぼのとした気分になってしまいます。 金魚すくい、子供の頃は得意技でしたから。 講演会は以下のような内容でした。 ☆桐生 透(山梨県水産技術センター) "川と湖の水産行政と技術開発の今昔物語" ☆中村智幸(中央水産研究所内水面研究部) "自然環境と社会環境に配慮した渓流漁場の使い分け" ☆勝呂尚之(神奈川県内水面水産試験場) "都市部に残された貴重な水域環境の利用と保全・復元" ☆荒山和則(茨城県内水面水産試験場) "仔稚魚たちのゆりかごとしての干潟・砂浜の役目" テーマを見ただけでも、釣り好き、魚好きにとって興味津々の内容です。 でも、さらに面白く拝聴するためには、もっといろいろ勉強しないとダメですね。 日々是精進、年齢に関わらず勉強を怠ってはいけません。 私は今回、特別ゲストということで、ソルトフィッシングの第一人者・丸橋英三さんと共に、お招きいただきました。 それぞれの役割分担よろしく、二人で海や川の遊漁に関わる緒問題や海外の釣り場事情やその実態など、好き勝手に1時間ほどお話しさせていただきました。 少しでも皆さんのお役に立てれば幸いですが、いかがなものだったでしょう? 今回、世話役として講演会をまとめてくださった東京海洋大学の丸山隆先生に心からお礼申し上げます。 丸橋さんはじめ、講演を担当された皆さん、お疲れさまでした。 また、会場でいろいろお手伝いをしてくれた学生諸君にも感謝したいと思います。 そして講演を聴きに来てくださった皆さん、どうもありがとうございました! PS: 7月16日、新潟県中越沖地震が発生しました。 2度に渡って震度6もの揺れが観測されたとのことで、被災された皆様には心からお見舞い申し上げます。 15時37分に起こった2度目の地震では、講演会場内でも長時間ユラユラと揺れる現象を体感しました。 余震もまだしばらく続くということです。 「うちは大丈夫……」と決め付けないで、災害に対する準備をお忘れなく! |
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Loro !!
このほど親しい友人宅の家族になった"Loro"くんです。 天使のように愛らしく…… 小悪魔のようにやんちゃでイタズラ、 好奇心旺盛な悪ガキでもあります。 そんなところが、天真爛漫たる所以。 逞しく、大らかに成長する様子を見守っていくのが楽しみです! PS: 本日、これからお江戸へ出かけます。 東京海洋大学の品川キャンパスにて開催される"平成19年度海の日記念行事" ☆ 講演会「森と川と海の生命のネットワーク」(楽水会館大会議室) 〔13:00〜16:00〕に参加するためです。 私のお話しする内容は、もちろん森と川の領域についてですが、講演は苦手なのでけっこう憂鬱な気分であります。 おヒマな方はどうぞご来場ください……って、誰でも入れるのかな? 当事者だというのに、詳細について全然理解しておりませ〜ん! |
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ウロコ
それは、とある湖での出来事…… ダラダラとウーリーバッガーをリトリーブしていたら、突然、激しいアタ〜ック……! 「こ、こ、こ、こりゃ〜メーター級のニジマスだべさっ!」 ところがあまりのスピードとパワーに翻弄され、すぐに手応えがなくなってしまったのです。 そこでフライをチェックすると…… 何と鉤先に、1枚の巨大なウロコが引っ掛かっていました。 直径約3cm、500円硬貨よりも一回り大きなウロコ……。 おそらく、コイのものと思われます。 不可抗力はいえ、体側にフックが刺さってしまったコイには気の毒なことをしました。ごめんなさい。 それにしても、いったいどれくらいのサイズだったのでしょう……? その日唯一の"ドキッ!"とした瞬間でした。 |