2007年06月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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FMいるか"ラヂオ☆はこだてーぜ"
出演者一同
昨日(28日)、函館のローカルラジオ局"FMいるか"の番組、"ラヂオ☆はこだてーぜ"に生出演しました。

この番組は、佐々木梓さんと丸山潤子さんが司会進行を担当する平日昼のワイド番組です。
実は今月の17日、函館のプロショップ"Anglers Hut"主催の"佐藤成史FF塾"に、佐々木さんが参加してくれました。

そんなご縁もあって、地元フライフィッシャーの代表、嘉義紀男さんと共に出演させていただいたわけです。

ラジオ番組は3年ぶりくらいだったので、緊張のため、終始声がひっくり返りそうでしたが、楽しい20分間を過ごさせていただきました。

司会のお2人は、とても素敵なお嬢さんでした。
お2人のような女性にフライフィッシングを初めていただければ、愛好者倍増間違いありませんね!

FMいるかの皆さん、どうもありがとうございました!

源流へ……
ぐらまらすばでぃP40
魚止めの爆流帯直下で待っていたのは、見事な体躯の大イワナでした。

それが選ばれた個体であることは容易に想像がつきます。
オーバーストックと思えるくらいの個体数……その中から、ここまでの体型に成長するためには、生存競争を勝ち抜くための特別な能力がない限り不可能でしょう。

渓に生まれ育った純粋な陸封イワナとして、最高のクオリティの魚体です。

源流へ……
渓を遡るにつれて、切り立った岩壁がそびえ立ち、その先にある遡行不能な箇所の存在を示唆していました。

意外にもその場所はすぐに現われたのですが、釣りを楽しみながら風景に酔いしれ、手付かずの道南の自然を味わうには充分な距離でした。

ヒグマたちの痕跡に怯えつつも、こんなに快適な源流行を楽しめたことは、たいへん貴重な体験です。

1人で気軽に出かけられる領域ではありません。
それもこれも、同行してくれた友人たちのおかげです。

彼らと、そして源流に棲むイワナたちに、心から感謝したいと思います。

『佐藤成史 in 小菅トラウトガーデン』開催のお知らせ
眩しい夏
いつになく、暑い6月です。

河原や林道脇のイタドリはすくすく育ち、空に向かって大きな葉を思いきり広げています。

函館滞在もかれこれ2週間になりますが、その間、雨が降ったのはたった1度だけ。
それも夕方から夜半にかけてザーッと降ったのみですから、川は深刻な渇水状態が続いています。

それでも、おかげさまで釣りは依然好調ですが、7月5日には本州へ戻り、東北自動車道を一路南下することになりました。

休む間もなく7月8日、山梨県小菅村にある"小菅トラウトガーデン"にて、ミニ講習会を行ないます。

今回はデモフィッシングやFFよろず相談を中心に、過去の釣行記録の写真等をご紹介いたします。
もちろん、現在進行中の道南釣行の記録もお見せいたします。

詳細についてはこちらをどうぞ。

また、"老眼天空本舗"事務局"の倉上亘氏まで、メール(rougannfly0363@msn.com)かFAX(045-955-3226)にてお問い合わせください。


昨日、一昨日と無理をして歩き回ったため、本日は休養しようと思います。
でも、午後にはやっぱりどこかへ出かけてしまいそう……。


深い森の奥で……
P-45
おかげさまで、絶好調をキープしているようです。

昨日は単独で、森の奥深くへ潜り込んできました。

久々に味わう緊張感が、得も言われぬ快感に変わるまで、そう時間はかかりません。
新緑と光の渦に巻き込まれながら、精霊たちに誘われるまま、奥へ奥へと突き進む……。

幸運なことに、ヒグマとの遭遇もなく、貴重な時間がゆっくりと過ぎて行くだけでした。

イワナたちの素晴らしかったことは、言うまでもありません。
それ以上に、道南の森の豊かさ、美しさに、感激しました。

森の精とイワナ神に、心から感謝したいと思います。


ムナビレ
P-40
渓魚のムナビレ(胸鰭)は、主に身体の平衡を保つ役割があり、例えば推進、停止、浮上といった行動を速やかに行なうために使われます。

人間の身体器官に置き換えれば、両腕にあたるわけですから、その重要度は推して知るべしですね。

水面に浮かんだドライフライに向かって浮上してきたイワナが、ムナビレをパッと広げて一瞬停止し、フライを観察する場面を見ることがよくあります。

また、水辺に横たえて写真を撮るとき、ムナビレをいっぱいに広げるのは、元気な魚が身体を安定させようとするための本能的行動といえるでしょう。

さらにムナビレが大きく、そのカタチがよい魚ほど、ビジュアル的にも優れていますね。
イワナの場合はムナビレの前縁部が白く縁取られているのが特徴ですから、その存在感はよりいっそう大きいように思えます。


それにしても、これだけ大きなムナビレがあると、より高度な別の機能にも使えそうです。

もしもイワナが、両方のムナビレでピタッとフライを挟んで、それが何であるか確かめるような仕草をしたらどうでしょう……。

そこで"ピシッ!"とアワセることなんて、絶対できないと思います。


PS:
道南方面は相変わらず晴天が続き、渇水状況がさらに深刻化しています。
恵みの雨が欲しいところですが、天気予報によると当分降りそうにありません。


2007年度 "佐藤成史FF塾"
FF塾
先週に引き続き、眩しいくらいの青空の下、函館"ANGLERS HUT"主催"佐藤成史FF塾"が開催されました。

今年は渓の雰囲気や風景も楽しみましょう!
ということで、少し遠出してみました。

新緑萌える深い森や、とりわけ美しい渓谷を歩きながら、イワナたちと遊ぶ悦びを伝えること……それもまたFF塾のコンセプトのひとつです。

ネイティブエゾイワナ
スクール開始直後、実釣デモで最初に釣れたのは素晴らしい尺イワナでした。
道南の豊かな自然を象徴するような出来事、そしてその美しい魚体を見るだけで、幸せな気分になってしまいます。

今回もたくさんの皆さんに参加していただきました。

常連の方、初めての方……皆さんそれぞれに楽しい時間を過ごせたと思います。
そして午後の一時、雪代でやや増水した流れから、イワナたちも適度に顔を見せてくれて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

参加された皆さん、そして主催のアングラーズハットのオーナー、Yくん、どうもありがとうございました。
そして毎年協賛していただいている"パタゴニア"社にもお礼申し上げます。

来年も6月の第3週目に、道南の渓でお会いしましょう!

いきなりですが……46
よんろく
昨日の早朝、無事北海道へ到着しました。

それから数時間後……

"バフッ!!"

という快音と共に、アダムスパラシュート#8を吸い込んだのは、なんとなんと46cmのイワナでした。

そこは遡上不可能な大堰堤上の流れ……正真正銘の川生まれ、川育ち。見事な道産子ネイティブでございます。

スランプ脱出は幻でなかったことを確信しました。
岩手で40cmイワナを外しておいてヨカッタ……って思えるほど。

イワナ神は私の友人たちに乗り移り、イワナのもとへと導いてくれるのです。
そう思うと、函館の皆さんが神様に思えてきます。
感謝感激! ありがとうございます。

初日からこんなのが釣れるなんて……。
この先、いったいどうなるのでしょうか……?

本日は函館市内のウィークリーマンション室内にて、終日デスクワーク。
どんより曇り空だから、まぁいいか。

17日の日曜日は、函館のプロショップ"アングラーズハット"主催、"パタゴニア"協賛の"佐藤成史FF塾"が行なわれます。

久しぶりの渓で…
万緑の峪
昨日も岩手県の内陸部には夏空が広がり、平野部では最高気温30℃を超えたとか……。

さすがに日当たりの良い川は避けようと、久しぶりに上流部を選んで入ることにしました。
そこは以前、足繁く通った渓……しかし、訪れたのは5年ぶりくらいかもしれません。
まったくダメだったことが何回か続き、それ以来、足が遠のいていたのです。

そんなわけで、な〜んにも期待していませんでした。

ところがですね……大きいのがけっこういて驚かされました。
嬉しい誤算に気持ちがうろたえていたのでしょうか。
フッキングしては外され……を繰り返し、これはと思った魚を全然ランディングできません。

区間最後の堰堤下では40cm近い大物を見つけ、サイトフィッシングで「バシッ!」と、決めたつもりなのに、ポロッと外れてしまいました(号泣)

これはプチスランプどころか、本格的なスランプに突入かと思いきや……

やっとの思いで…
遅ればせながらイワナ神の降臨です。
その直後、35cmほどのイワナが釣れてくれたのです。

以降、憑き物が取れたように快調に釣れ続け、初夏のみちのくを満喫したのでありました。

夕方は豪勢なスペントカディスの流下に遭遇して……。

ヒラタコエグリトビケラ?

今夜のフェリーで北の大地へ渡ります。

クボタロッジ主催 2007年度佐藤成史FFスクールを終えて
全員集合
先週末に行なわれた"クボタロッジ"主催、2007年度"佐藤成史FFスクール"が無事終了しました。

今回はビギナーの方から20年以上のキャリアを持つ方まで、たくさんの皆さんに参加していただきました。
毎年参加していただいている方、初めてのお会いする方……皆さんそれぞれに熱心で、講師としてもたいへん刺激的で楽しい時間を過ごすことができました。

夏空
デモイワナ
二日間、特に日曜日は盛夏のような陽射しが降り注ぎ、渓魚たちは沈黙気味でした。

昨年の奇跡的状況とは裏腹のスローな状態が続いてしまったのは残念でしたが、巡り会わせのいたずらは予測することができません。

良いことばかりでなく、釣りの難しさを味わうことも、上達のためには必要不可欠です。
内容的には、今回のほうが充実していたかもしれません。

ホーリューニジマス
スクールを行なった川には、数日前にニジマスの成魚放流があったようです。
かなりの数が入っていましたから、在来の渓魚たちの活性や行動に影響していたかもしれませんね。


参加していただいた皆さん、そして主催のクボタロッジさんに、心から感謝したいと思います。
手ごたえをつかめたものがあったなら、たいへん嬉しく思います。

頼りない講師ではありますが、ぜひまたご一緒いたしましょう!

PS:
スクール後、皆さん帰り際に思い思いの川へ立ち寄ったご様子。
幸いなことに、そこで良い釣りをされているようです。
それがレッスンで得た成果であれば、講師冥利に尽きるというもの。
私自身は現在、プチスランプ状態なのですが……

寒河江から八幡平へ……
寒河江川の初夏
初夏の青空は爽やかそのものですが、東北に入って以来、大気の状態がとても不安定。
連日のように雷雨に襲われます。

昨日から八幡平に入りましたが、行く先々でゴロゴロドッカ〜ンと雷鳴が轟き、まともに釣りをさせてもらえません。

雷雲を背負って歩いているような感じすらしますが、雨は大切な自然の恵みです。
ありがたく受け止めることにいたしましょう。

タニウツギ
雨上がりには、渓筋を彩るタニウツギの花も瑞々しさを増します。

寒河江のニジマス
寒河江のニジマスは、季節柄スキニーなタイプが多く、ベストコンディションまではあと少しという感じでした。

八幡平の渓
美尺イワナ
昨日の夕方、雷雨の去った後に突然スピナーフォールが始まり、尺イワナのボコボコライズに居合わせる幸運を得ました。

いや〜、楽しかった!


今日、明日は、クボタロッジ主催のスクールです。

カジカガエルのPちゃん

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