2006年12月の記事 | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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2006年の出来事 その3.
人生航路
今年、自分自身で最も驚いている出来事は、ブログをしっかり続けていることです。
しかも 0.6回/日のペースで更新していますから、私的には精一杯頑張ったつもりです。今月にいたっては、たった1日しか休んでいないのですから!

あらゆる面で怠惰な私でございますが、こんな芸当ができたのも、このような拙ブログを毎日訪問してくださるたくさんの方々がいらっしゃるからです。
この1年、皆さん本当にありがとうございました。

ブログを通じてたくさんの人たちと知り合えただけでなく、共通の情報をテーマに広がった輪の大きさに驚かされたこともあります。

アクセス数やランキングに反映される数字から、いろいろなことを学び取ることもできました。
記事や写真の内容によって、読者の皆さんの反応が目まぐるしく変化し、それがダイレクトな数値となって表われることは、たいへん貴重なデータとなります。

そしてそれは私自身の励みになり戒めにもなり、世の中の動きを探る指標にもなっています。
継続はやがて力となって表われるものですから、今後の自分の仕事にも、少なからず役立ってくれることでしょう。

人生という長い航海を楽しむためには、情熱が必要です。
情熱は努力と相通じる言葉で、努力はすべての人たちの内に秘めた可能性を引き出してくれます。

そんなふうに考えながら、明日から始まる2007年を目一杯楽しんでいこうと思います。

そして2007年が、皆様にとって素晴らしい年になりますことを心からお祈り申し上げます。

それでは良い年をお迎えください!

2006年の出来事 その2.
20incher
いつになく好調だった初夏のロードは、この大イワナとの遭遇で俄然勢いづいたような気がします。

ライズを釣ったわけではなく、ブラインドのニンフ・フィッシングで釣れた魚ですから、所詮は突発的な事故みたいなものです。
しかしながら、単なる偶然が重なり合うだけでは、こうした魚が容易に釣れるものではありません。
与えられた条件の中、間違ったことをしていては、たどり着けないところにいる魚……そこに近づけたということが、その後の大きな自信につながったのだと思います。

そんなわけで、極めて私的ではありますが、6月初旬にこの魚と出会った日が、今シーズン最も印象に残った釣行になりました。
過去のエントリー"50cm イ・ワ・ナ!"そして"50cm イ・ワ・ナ! 追伸"でも、このときの様子をご紹介しています。

釣りに過信や油断は禁物。
いい気になって何度苦汁を舐めさせられたことか……。

進歩の最大の秘訣は、謙虚さを忘れることなく、たゆまぬ探究心で物事に相対することなのですね。

2006年の出来事 その1.
尺二寸山女魚
今年も残すところあとわずかです。
春から秋まで、いつもと同程度のペースで釣り歩いてきましたが、なんだかんだと言いながらも、おかげさまで総合的にはとても満足できる年になりました。

そんな中、釣り場管理という点で衝撃のスタートを切ったのが"上野村漁協"が管理する"神流川本谷特設釣り場"の誕生でした。
漁協の姿勢や体質の是非が問われる昨今ですが、
「漁協にこんなこともできるのか……!」
と唸らせるくらい大胆な管理手法と釣り場作りは、漁協という組織の可能性を再認識させられたものです。
その内容については"神流川『本谷渓流特設釣場(毛鉤釣り専用区間)』暫定オープンのお知らせ" "お盆明けの神流川" "赤い山女魚と緑の水面"等々、このブログで何度もお知らせしていますので、興味のある方は過去のエントリーをご覧になってください。

尺四寸岩魚
そんなわけで、この釣り場の出現は、自分自身にとってたいへん大きな出来事になりました。
暫定オープンした8月中旬以降、頻繁に足を運びながら釣り場の変化を確認しただけでなく、秋には産卵の様子を何回か観察に行ったりもしました。

秋が深まるにつれ、下流部から遡上してくる野生魚の数がグングン増えて、区間内の密度は倍増していきました。
さらにはシーズン中には見られなかった巨大な野生イワナの姿や、野生魚同士の産卵シーンもたくさん見られました。

来シーズンは4月中旬頃に正式オープンする予定です。
従来のC&R区間と併せて、来期の神流川行きが今からとても楽しみです。

キャサリン・ポイント
Catherine Point
その昔、軽井沢・湯川へ通っている仲間たちを最も熱くさせたポイント……それが"キャサリン・ポイント"でした。
名前の由来についてはまたの機会にお話しするとして、この流れで起こるライズを仕留めるために、流下やハッチをつぶさに観察して、それを基にフライを考え、どんなふうにドリフトさせて使うか等々、とにかくいろいろ試したものです。

ライズを待つ時間の不安や期待……何が最初に来て、以降どんなふうに流下とライズの状態が変化していくのか、その様子を見極めるだけでも十分勉強になりました。

その成果はときには劇的に表われ、ときには完璧に不発だったり、自分のイメージと現実のギャップをこれでもかとばかりに見せつけられました。そんな繰り返しの中、いやがうえにも精進を迫られて……ライズ地獄に堕ちて行ったのです。

ナイスバディ
たまに釣れると、こんな体型の湯川ヤマメでした。
数を釣ろうとか、サイズを求めようとか、そんな気持ちを抱く以前に、狙ったライズをどう釣るかということが最大の課題であり、満足するための条件です。結果に納得しなければ先へ勧むことができません。
進歩はゆっくりでしたが、確かな手ごたえを感じながらの前進でした。

若者たち
そんな湯川に情熱を燃やした若者たちも、今ではすっかりオヤジになりました。

光陰矢のごとし……四半世紀は瞬く間に過ぎましたが、ライズを前にしたときの気持ちに変化はありません。

軽井沢・湯川 1980年代
追分の流れ1980年頃?
丸々2日間、自室にこもりっきり。一歩も外に出ていません。
写真の整理、部屋の片付け(ただの荷物の移動か?)、掃除、洗濯等々……。
年末は気持ち的に急かされるので、非日常的な行動を取ってしまいがちです。

そんなわけで、懐かしい写真がたくさん手元にあります。
昨日のエントリーで少々お話しした軽井沢・湯川の写真も、年代ごとにいろいろ出てきました。

さて、ここは1980年代前半頃の追分の流れ……右岸の農道がキャベツ畑にさしかかるあたりから対岸に向かって撮影したものです。
季節は4月後半、太陽の角度から推測すると、午前8時前後でしょうか。
3つに分かれたチャネルが画面右側の外れあたりで合流して、現在の蛇籠のプールになります。その下流に送電線が横切り、キャサリンポイントへと続く……ということなのですが……。
現在は完全に様変わりしている区間なので、想像つかないかもしれませんね。

メインチャネルは一番奥の流れ、ニセアカシアが並ぶ堤下が強く深い流れになっていました。
この一帯で、日中のアカマダラやシマトビケラのスーパーハッチに遭遇して、猛烈なライズに度肝を抜かれたり、フェザントテールを使ったニンフフィッシングに開眼したり、イブニングライズに夢中になったり……、実に多くの経験をさせてもらいました。
私自身のマッチング・ザ・ハッチのフライフィッシングは、まさにこの流れがスタート地点だったのです。

懐かしいボディライン…
けれども、通い詰めた割りには釣れませでした。
とにかく分からないことが多過ぎて、今なら本や雑誌に当たり前のように書かれていることでも、当時はすべて一から考証していかねばなりませんでしたから。

そうした作業の積み重ねに、膨大な時間を費やしたものです。

さらに、当時のまともな写真はほとんど残っていません。
写真撮影を意識し始めたのは84年の米国修行以降です。それまでは適当に撮るだけだったので、ヤマメの体が真っ白に飛んでいる画像ばかり。
見苦しくてごめんなさい。

さて、今日は天気が回復するそうです。
利根川沿いのサイクリングロードで汗を流してきましょうか!

軽井沢から……ケーキと懐かしい写真と
Shakers Cakes for Xmas
ここ数日、なんだかケーキブログみたいになってます。

昨日は1日中、部屋にこもって写真の整理をしていたのですが、ちょうど空腹を覚える昼前に宅急便が届きました。
なんと、軽井沢在住の釣り仲間で"Cafe Shaker"のご主人、Kくんから手作りケーキが届いたのです!
しかもバナナケーキとチョコレートケーキの2種類、それぞれ16cmのハーフサイズですから食べ応え充分でございま〜す♪

先日ご紹介した"男たちの鉄鍋忘年会 その2."で、うっかりバナナケーキを食べ損ねた哀れな私のために、粋な計らいをしてくれたのですね。

まったくもってありがたいお心遣いに感謝いたします。
これでまた、1kgほど体重増になりそうですが……。

Oiwake 1980頃?
軽井沢といえば湯川です。
湯川といえば、私がフライフィッシングを熱心に学んだ川でもあります。

昨日も写真の整理をしていると、1980年代は湯川の写真がやたらと多く出てきます。
着ているウェアや使っているタックルを見ていると、時代を感じるだけでなく、当時の出来事が鮮明に蘇ってきます。

例えば上の写真………誰に撮ってもらったか全然分かりませんが、ヒゲのない私がハーディのヒップブーツを履いて、白いタオルキャップにタラスブルバのベスト、ロッドはオービスのファー&ファイン、フライはアダムスかな?
でも、釣れてるヤマメはやけに大きかったりして……。
やっと取れたライズに大満足……といったシーンなのでしょう。

そういえば、長野県の解禁は2月16日のところが多いですね。
年が明ければ、2月なんてすぐにやってきます。
解禁したら、Shakerで釣り券買って、情報聞いて、湯川にでも出かけてみようかなぁ……。

クリスマス会
メタボターキー
毎年恒例のM家主催のクリスマス会では、カナダ産のスモーク・ターキーがメインディッシュ。
なんて美味しそうな色合いでしょう!
年によって味や肉の質が微妙に異なりますが、今年はあらゆる面でアタリ年でした。
もっちりした食感、脂の質と香り、塩加減など、完璧でございます。

解体後
私は料理は全然できませんが、学生時代に様々な生物の解剖をしてきた経験から、いつも解体係を仰せつかります。
左の皿が本体から切り出したささ身を主体とした部分、右側は骨から削ぎ落とした部分を集めたもの。
モモと手羽はそれぞれ別個に切り分け、ガラはスープのダシにするので別途保管しました。

Mシェフ
今年はお好み焼きがサブディッシュ。
お好み焼きは北関東ではあまり一般的ではないように思いますが、たまに食べるとダメですね、いくらでも入ってしまう危険なメニューです。

さらにはサンドイッチまで食べまり、1時間もしないうちに満腹状態。

でも、クリスマスですから、ケーキの入るスペースは残しておかないと……。

全部は食べてないもん……
昨日ご紹介したフルーツケーキに加え、チョコレートのロール・ケーキと苺ショートまで用意されておりました。
フルーツケーキは風味豊かなラム酒に漬けられたドライフルーツが香ばしく、濃厚な味わいを楽しむことができました。
苺ショートはバターを使わないヘルシーなタイプ。雪のように軽い生クリームが、これ以上必要ない食欲を増進させてくれます。

甘味は別腹と言いますが、年を追うごとに別腹のスペースが狭くなっています。
さすがに3種のケーキを完食するのは困難で、ロールケーキは明日へ回すことに……。

家族のような仲間たちとのパーティーは、暖かな冬の陽だまりにいるような、そんな気持ちにさせてくれますね。

ということで、皆さん、食べ過ぎには注意しましょう!!

Merry X'mas !
Happy Christmas !
毎年年末になると、懐かしい友人やいつもお世話になっている皆さんに、何かと気遣いをいただきます。

昨日も、今シーズン一度もご一緒できなかった友人から、とても素敵なクリスマス・プレゼントが届きました。
それはそれは美味しそうで、真心こもった手作りのフルーツケーキです。例年通り、お菓子作りの大好きな奥様の作品であることに間違いはないと思われますが、KIさん、いつもいつもありがとうございます!
今夜、友人宅でパーティがあるので、そのときにゆっくり味あわせていただきます!

今年は家族に不幸があって、年末年始のご挨拶ができません。
そのくせ年末の慌しさに忙殺され、喪中のお知らせのはがきをまだ書いていないという体たらく。これから書かなくては……。

そんなわけで、せめて今日だけは、いつもブログを見てくださる皆さんに感謝の気持ちを込めて、

"メリークリスマス!"

関金町『龍宮』
妖しいネオンサイン……
すれちがう車さえ滅多にない夜の地方国道。

腹が減っても開いてる店はなかなか見つからず、そんなときに限ってコンビニさえなかなか現われない。

さてどうしようかと思ったとき、こんな看板を見つけたら、あなたはどうしますか?
妖しげな色合いのサイン……"龍宮"という店名にもちょっと違和感が……。

でも、こちらのお店は安心です。
ここは鳥取県関金町、すぐ近くには大山がそびえ、周囲にはたくさんの渓流があります。春には必ず出かけたいところ、もちろん"関金温泉"も最高です。

小さな田舎町では、釣りを終えて戻る頃の時間帯になると、食事に困ることがよくあります。それは地方に行くほど早い時間に店じまいするところが多くなるからです。
そんなわけで、関金に滞在中は毎晩この中華食堂でお食事というパターンが定着してしまいました。けっこう遅くまでやってるので、釣り人にはありがたいお店なのです。

中華丼大盛り♪
ただでさえ盛りが良いほうなのに、調子に乗って大盛りなんかを注文すると、翌朝までしっかり残ってしまいます。けれど味もよろしく、リーズナブル。

そして店内に入ると、ある意味、龍宮城みたいな印象を受けるかもしれません……。
関金へ行かれたら、ぜひ寄ってみてください。

メタボ犬 ぷうこ!
けっこう美人ですが……
私の実家の飼い犬"ぷうこ"です。この秋で5才になりました。
コーギーとビーグルの雑種? というふれこみで連れられてきて、外観からは何となくそんな気もしますが、本当のことはよく分かりません。

この子が1才になった頃、夜中にうろつく発情した野良犬との過ちで、7匹の子犬を産みました。
可愛い子から順番にもらわれていき、最後に残った一番不細工な娘と、今は一緒に暮らしています。

ずん胴・短足・脂肪肝
このところ、実家のほうがバタバタしていて、ほとんどお散歩に連れて行ってもらえません。

1ヶ月ほど前から、私がときどき散歩に連れ出していますが、見ての通りのメタボリックバディ……犬のくせに走るのが苦手なのですよ。
「行くぞ!!」と気合を入れると、とりあえず勢い良く突進しますが、10mもしないうちに息が上がって……というより、短い4本の脚をどういう順番で動かしたらいいのか分からなくなるみたいなのです。

だからといって甘やかすわけにもいかないので、様子を見ながら早足で歩かせるようにしていますが……。

近いうちに獣医さんと相談して、ダイエットや体質改善について具体的な対策を考えようと思っています。

そのうち、優秀なフライフィッシング犬に……なんていうのは見果てぬ夢ですね。

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