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カマツカ
愛嬌たっぷりの馬面で、砂底を忙しく這い回る"カマツカ"は、岩手県〜山形県以南に広く分布するコイ科の魚です。 私が生まれ育った前橋市の利根川筋にもたくさん棲んでいましたが、最近ではまったく姿を見かけません。 河川の中・下流部の水通しの良い砂底を好む底生魚のため、やはり環境変化の影響を受けやすいのでしょう。 残念ながら、希少種になりつつあるのが現状といえそうです。 群馬県水産試験場では、県内に棲息する魚類の保護増殖研究の一貫として、10年ほど前にカマツカの種苗生産に成功しています。 だからといって安心というわけではありません。 大切なのはこうした魚たちが健全に生活できる環境を整えること……多様な生物たちのひしめく生態系の中で、それぞれの生物がそれぞれの役割をまっとうできる環境があれば、人間の干渉など全然必要ありません。 魚たちが過去へ向かって泳ぎ出してしまう前に、何とかしなけれないけない問題ですね。 PS: 本日、これから甲州方面の某有名河川へ向かいます。 今夜は友人宅に泊めてもらって、今日、明日の2日間、じっくりライズを釣る予定です、が……ライズ、あるのでしょうか? 週明けに楽しいご報告ができることを祈りたいと思います。 |
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Comment:
2007/03/17 7:18 PM, TAKA-Q wrote:
こんばんわ。僕もコッソリその某有名河川に行ってriverwalkersさんと合流しようと思ったのですが(笑)、都合がつかず残念です。
またいつの日かお会いできる日を楽しみにしています。
2007/03/18 5:52 PM, urushi-iwana wrote:
こんにちは。カマツカは図鑑でしか見たことがありませんでした。こういった田んぼの用水路にいそうな魚と、最近遊んでませんね。もっともこの年で小川で魚撮りをしていると、怪しく思われそうですが。某有名河川の結果楽しみですね。私は先日富士方面の湧水河川で大苦戦しました。
2007/03/19 7:48 AM, riverwalkers wrote:
TAKA-Qさん、現地にて、友人の横浜のARさんとお会いしました。
近々どこかでご一緒しましょう!
urushi-iwanaさん、
日本産淡水魚の生活や進化は、水田とたいへん大きな関わりを持っています。
行かれたのは富士方面の湧水の川だったのですか。風が強かったのではないでしょうか。
2007/03/20 8:52 AM, small stone wrote:
おはようございます^^。このような魚は初めて見ました。
馬面がなんとも愛嬌がありますね。
私は子供の頃は名前の知らない魚がいると捕まえて本で調べていました。
しかし近くの川にいる魚は限られていて図鑑も出番がほとんどなく本棚に並んでいましたが・・・。
あの頃たぶん見たのでしょうが・・・図鑑の魚の絵は・・・記憶に残らないものなのですね^^。
2007/03/20 9:46 AM, riverwalkers wrote:
small stoneさん、昔の魚類図鑑の絵は、ホルマリン標本の魚を基に描かれていたりして、生きている実物とはかなり違っていることが多かったように思いますま。
やはりライブな写真が一番です。
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