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天候不順、増水中につき……
太陽を忘れた8月……
今年の夏はどこへ行ってしまったのでしょう。
昨年の8月も天候不順でほとんど出かけていませんでした。
思い起こせばここ数年、夏は天気が悪いのです。 特に今年は日照不足が深刻で、農作物にもじわじわ被害が出てきています。
8月19日までの10日間の日照量の平年比は、前橋で36%。
東京で15%、仙台では何と5% !!
関東から東北にかけての太平洋側は、まさに異常な状況なのです。
県北のお目当ての渓周辺は度重なるゲリラ豪雨に襲われ大増水、近づくことさえできないようです。
週半ばには夏が戻るそうですから、雲の切れ間を狙って出かけようと思います。
生きものたちは粛々と活動していることでしょう。 森の中では羽アリが大発生して、その余波は夜の自販機でも見て取れます。 イワナたちの主食は羽アリとアブ……というのが夏の常識。 増水となれば、流下量、落下量も増加しますから、渓魚たちはどっさりエサを食べて、プックプクに太っていることでしょう。
カメムシの仲間も水辺をよく徘徊しますから、流れに落下して渓魚たちに捕食される確率が高いです。
コガネムシやハムシの仲間の甲虫類も大発生していることでしょう。 釣れた魚の腹部が偏って膨らんでいるときには、大型の甲虫類を食べていることが多いですね。
山はすでに、秋の気配に満ちているはず。 10月初旬には関東地方でもヤマメの産卵が始まるのですから、秋はもうすぐそこなのです。
冷水性の渓魚たちにとっては、強い陽射しや減水による水温上昇はあまり良い影響を与えません。
むしろ冷夏で水量の多い年のほうが、渓魚たちには好都合なのです。
自分の記憶でも、記録的冷夏だった1993年は絶好調でした。
それにしても今後は平年並みの気候に戻って、穏やかな季節の移ろいを楽しみたいものです。 増水も解消してもらわないと、老化した足腰にきついので……(^^;
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