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夏が行く
お盆休みを迎えて、釣りは小休止。 この10日間ほどは、書き物の構成や溜め込んだ雑用処理等の室内作業に専念しています。
6月からの無謀な釣行日程に、身体がガタガタになったのは自業自得……
疲労からくる背筋痛は収まることなく、痛みが背中を上下左右に動き回ります。
左足首は軽い捻挫、右太もも裏に張りを感じます。
両膝頭はとにかく打撲しまくったので、膝に負荷がかかるとそこいらじゅうでズキズキチクチク。
とはいっても、我慢できないかというとそんなことはなく、明日出かけようと思えば普通に出かけられる程度です。
何となく自分の限界値を知ったようではありますが、それが年齢というものなのでしょう。
さて、8月初旬の3日間、友人たちと会津方面の渓を巡り歩いていました。
例によって雨に祟られ濡れネズミ。
アブの発生期にビンゴして散々な目に遭いましたが、
素晴らしい夏ヤマメとの出会いや美しい流れに感動しつつ、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
ヤマメ、イワナともに魚影の薄い渓が多く、少なからず不安を覚えましたが、 自然とは本来こんな姿なのかもしれないという気持ちにもなり、その在り方について、様々な角度から見つめなおすことができました。
自然界のバランスは絶え間なく変化しています。 確かなのは、生きとし生けるもののすべてが、生きるということに一生懸命であること。 私たちが自然界に惹かれるのも、そうしたパワーの根源に触れることができるからだと思います。 生きものたちが繰り広げる夏の喧騒は快く、独特の高揚感を覚えます。
その反面、駆け足で走り行く夏を見送るのは切ないもの……
ヒグラシの声に見送られて山を降りるとき、いつもそんなことを感じます。
渓を巡り歩くシーズンもいよいよ後半です。 ひとつひとつの釣行を大切にしながら、自然の中で過ごす時間を存分に楽しみましょう!
追記:森で出会った昆虫たち 動物の糞を赤い口器でチロチロ舐めながら、ミネラルを摂取するスミナガシ。
和の色合いを纏った森林性の美しいチョウです。
クチブトカメムシの終齢幼虫。
カメムシの仲間は、人々の想像力を刺激するような模様を、しばしばその背中に描きます。
不思議に満ちた生きものたちとの出会いは本当に楽しいです。
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