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梅雨明けやらぬ北陸路へ
五年ぶりの北陸路、越中富山…… かつて足しげく通った渓は健在でした。
連日の豪雨にもかかわらず、豊かな森に囲まれた渓は透き通った流れを保ち、
変わらぬ姿のイワナたちが元気に出迎えてくれました。
水量は平水の倍以上…… 遡行は困難を極めましたが、水の勢いはむしろ心地良くもあり、 時おり雲間から顔をのぞかせる太陽の光をギラギラと弾き返すのでした。
生き生きとした自然界からパワーをもらった感じがします。
4日間の滞在のうち、1日だけは激しい雨でどうにも身動きが取れず、観光で時間を費やしました。 落差350mの名瀑「称名滝」、 その右側には水量の多い時にのみ現われる落差500mの「ハンノキ滝」も拝観できました。
さらにその右側には「ソーメン滝」も現れて、山から吹きだす水は最高潮のようでした。 ゲリラ雨雲が徘徊する3日間でしたから、その雨量は計り知れません。
滞在中、毎日出かけた「吉峰温泉」に飾られた笹竹には、ささやかな願い事が書かれた短冊が吊るされていました。 かめんらいだーになりたいゆづるくん、アイドルになりたいゆらちゃんの願いが叶いますように(^^)
富山地方鉄道立山線の「有峰口駅」。 無人駅ながら現役の駅舎です。 トイレを借りようと立ち寄ったのですが、思わず見学してしまいました。 昭和の息衝きを感じて、高校時代に通った千曲川沿いを走る小海線を思い出しました。 たまには観光もいいものです。
ご一緒した皆さん、お世話になりました。 懐かしい富山の友人たちにも再会できて嬉しかったです。 再訪が楽しみです。 |
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