春の九州を旅する | SST'S フィールドスケッチ
春の九州を旅する

里川のヤマメ

春の九州へ出かけたのは、かれこれ20年ぶりくらのこと。

渓も面影さえ薄れかけていましたが、出かけてみないと気づかない何気ない風景を目にするたび、往時の記憶が鮮やかによみがえるのでした。

今回の旅は4月8日〜15日の8日間。

長崎空港から入って九州北部を横断、帰りは大分空港からのフライトで東京へ戻りました。

その間、これまで行ったことのなかった九州北西部の渓を歩き、その後は大分の竹田市へ。
大野川で久しぶりに九州のアマゴと再会したのでした。

菜の花竹田市はサクラの花の散り際、川辺の道路端には菜の花が眩しいくらいに咲き誇っていました。

そして……

夕靄の渓小雨に煙る長崎の渓。
到着から4日間は全日雨に祟られました。
 

沢蟹のPちゃんサワガニの多さには驚かされました。堰堤の壁をよじ登っていたり、林道を行進していたり、気をつけないと踏みつけてしまいそうなほど。
ヤマメもサワガニの幼生を食べているせいか、体色の赤が鮮やかな個体が多く見られました。
 

ミツマタ山里の杉林の辺縁部には、ミツマタの花が満開でした。
ミツマタは和紙の材料として最もポピュラーな植物です。
関東でも丹沢あたりで多く見られますが、満開の花期に当たったのは初めてでした。
 

モンカゲロウ山里の本流筋では、4月中旬だというのにモンカゲロウのハッチが始まっていました。
スピナーの飛来は少なく、ハッチはまだ走りのようでしたが、北関東よりもちょうど1ヶ月早い羽化期です。
今年はサクラが遅かったので、サクラの花びらの舞う中のモンカゲロウ……という滅多に見られない絵を見ることができました。
 

高原の渓今回も活動の主体は偏狭な山岳渓流でした。
水は比較的多いのですが、先日の伊豆とよく似た感じの風景で常緑樹が目立ちます。
そして伊豆と同様、魚の少ないこと(^^;
釣るのにたいへんな苦労を強いられました。
 

タカハヤ皆のおともだち、タカハヤさん。
アブラハヤの近縁種で、たいへんな力強さを感じる魚です。
これが最源流まで生息しているのです。

このエリアの夏の水温上昇は、ヤマメやアマゴにとって過酷なのでしょう。
 

沢奥のヤマメタカハヤの群れを避けて、ピンポイントでヤマメを釣って行きます。
九州もまた、アマゴとヤマメの分布域が重なっていて、いろいろなタイプの魚を確認できました。

旅の詳細は近い将来、フライロッダーズに掲載する予定です。
今回もたくさんの刺激をもらえて、とても満足しています。


行く先々でお世話になった皆さんに、心よりお礼申し上げます。
また出かける機会もあろうかと思いますので、その節はよろしくお願いいたします。
 

  • 2017.08.20 Sunday
  • 21:07
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