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失 踪 !?
11月23日、「ヤリタナゴ 秋の移動作業」に参加してきました。
この作業は毎年春と秋に、群馬県内に唯一残されたヤリタナゴ生息地において実施されています。 迷路のような農業用水に入り込み、繁殖地に戻れなくなった個体を救出して、健全な野生個体群を維持することがこの作業の主な目的です。 これまで順調に個体数を増やしてきたヤリタナゴでしたが、昨年あたりから移動作業に伴う採捕数が激減。 タナゴたちが集団失踪してしまったような状態が続いています。 昨年秋の作業では34尾、今回は参加者よりも少ない(?)18尾という貧果に終わりました。 春よりも秋の作業時のほうが少ない傾向はあるのですが、ここまで落ち込むとは…… 今回採捕された個体は大型魚ばかりで小さな個体は影を潜めています。 そのため、繁殖がうまく行なわれていないのでは……といった推測もできるのですが、真相が解明されるにはもう少し時間がかかりそうです。 毎回、作業中には予期せぬ珍客が現われます。 |
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Comment:
2011/11/25 9:14 PM, Kaz-Man wrote:
こんばんは。今回はドタキャンとなってしまいすみませんでした。息子も残念がってました。
あ〜、行きたかったなぁ〜・・・、カレーライスを食べに(笑)
今回の結果は残念ですが、次回はぜひともお手伝いに参加したいと思います。
2011/11/26 2:06 PM, FUKU wrote:
お疲れ様でした。9月に群れをなしていたヤリタナゴは何処へ消えてしまったのでしょう。もしかしたら常連のアオサギが全部食べてしまったのでしょうか。地物の農家の人達はアオサギ君を目の敵にしていますが、アオサギも自然界の大事な生き物なので、見守るしか方法が有りません。次年度も宜しくです。
2011/11/26 2:38 PM, riverwalkers wrote:
Kaz-Manくん、タナゴだけでなく、オイカワもほとんど見当たりませんでした。水路全体の生物相に何か変化があったようです。
次回はご家族で参加してください!
FUKUさん、
地元の皆さんの保全活動には頭が下がります。
9月にはあれほど目視できたタナゴたちなのに、本当に不思議ですね。
サギは根気強く執念深いので脅威ですが、野生生物同士の関わりだけはどうすることもできません。
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