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ふたり一緒に…
昨日はイワナの産卵行動を撮影しようと、上野村のとある渓の源流部へ出かけました。
いつもの年なら、落葉に埋もれた小さな流れにペアリングするイワナたちの様子をつぶさに観察できるのですが……
今年はどうやら産卵期が遅れているようです。
個体数がひじょうに多いにもかかわらず、オス同士が争うこともなく、捕食に熱心な魚も目立ちました。
そんな中、小さな滝の白泡の下で寄り添う一組のペアを発見。 雌雄ともに30cmを越える大型個体です。
産卵に適した底石がすぐ近くにあるのにも関わらず、産卵床を掘ろうともせず、寄り添いながら静かに定位しているのです。 落ち着きはらった様子が長年連れ添った夫婦のようで、何ともほほえましい。 信頼感、絆、愛……そんな言葉が次々と思い浮かびます。 もしかすると、前年度からのペアなのかもしれません。 しばらく観察していましたが、失礼ながら下流側からそっと近づき、二人の後姿を撮影させていただきました。
おそらく次の雨でこの滝を乗り越え、さらに上流へと移動してから、本格的な産卵行動に入るつもりなのでしょう。 無事に産卵を終えて、たくさんの子孫を残してくれることを心からお祈りいたします。 |
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渓は秋色
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本谷夏イワナ
神流川本谷毛ばり釣り専用区の夏……
岩盤脇の黄色っぽい岩の上を通過する流れで、神経質そうなライズを見つけました。 定位場所は流心の深いところにあるらしくて、はっきりと確認できません。 流心から弾かれてくる流下物を見つけたときにだけ、フワリと浮上してくるのです。 ミスキャストが許されるような状況ではなかったので、ティペットを5xから7xに落として、ハードシェルアント・パラシュート#16を結びました。 魚の動きとライズのタイミングをリズムでとらえつつ、頭の中を空にして渾身のキャスト…… 奇跡的にイメージ通りに事が運び、フライはイワナの口に吸い込まれたのです。 ところがなかなか寄ってきません。 せいぜい30cmくらいだろうと思い込んでいたので、徐々に焦りが…… 激しい抵抗を何とかやり過ごして手元まで引き寄せ、ランディング態勢に入ったとき、恐ろしく大きな尾びれと黄金に輝く完璧な魚体に驚愕(゜o゜) ネットインしたのは、37cmの本谷ネイティブ♂イワナでした。 夏の盛りに、最高の時間を過ごさせていただきました。 こんなイワナを育む本谷に感謝です。 |
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いわなと冬の渓
北関東周辺の渓で自然産卵したイワナたち……
卵の孵化は年が明けてから始まりそうですが……
今の季節はちょうど、「いわな 川と森の生きものたち」のプロローグの場面に相当するイメージ。 一時は売り切れや品不足が伝えられ、Amazonあたりではいまだに5000円台で出品する個人や業者もいる始末 (>_<) 出版社にはたっぷり在庫がございますので、わざわざ高値で入手する必要はありません。 お近くの書店等でご注文いただければと思います。 もちろんネットショッピングでも、在庫確認のうえご注文いただければ、すぐに入手できると思われます。 クリスマスのプレゼントにも、まだ間に合うかも! |
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The Blue Water
透き通っている水にも、いろいろな色があります。
自然界には、無色透明……ジンクリアな水は滅多にありません。 防水コンデジで水中撮影すると、人間が感じる以上に水の色が際立ちます。 というか、カメラが勝手に高い彩度を探すようなのです。 以前はそうした傾向に違和感がありましたが、今ではその特性を利用して絵作りを楽しんでいます。 基本的にはプログラム・オートで撮影しますが、日照条件に応じて露出を補正したり、シーンモード等の設定で水色を調整しています。 上の画像の水色、実際にはこれほど濃いブルーはありません。 しかし陽射しが強いほど、カメラ側で青を拾ってくれるので、こんな色合い仕上がります。 この渓へは先週末の連休の中日に出かけました。 昼過ぎからの入渓で、複数組の先行者があったものの、幸運にも活性のピークに当たったようです。 陽射しが強い水中撮影には最高の時間帯に、いいタイミングで魚が釣れてくれました。 |
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弥生の候
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北国幻想
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渓流シーズン終了!
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〆の一発!
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Fresh Green !
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