コラム | SST'S フィールドスケッチ
  • 2020.03.06 Friday
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春は幻、追憶の水辺

釣り少年

ポタリングの途中、小川の岸辺で休んでいると、
どこから
ともなく一人の少年が現われた。

「おじちゃん、仕掛けが絡まったのほどいてくれる?」

タマウキに絡みついた道糸は、ゴム管からウキを外すと簡単に解けた。

「ありがと!橋の向こうに大物がいるんだよ」

少年は勢いよく護岸をよじ登り、橋へ向かって駆けて行った。

春は幻、記憶の片隅にポッとあかりが灯ったような.....

 

 

 

穏やかな週末

丹沢ホーム

2月2日から3日にかけての大雪で開催が危ぶまれましたが、今年も丹沢ホームにて、恒例の新年会を開催することができました。

4日の午前中には宮ケ瀬経由の県道70号線はきれいに除雪され、何の問題もなく通過することができました。

冬景色

立春とはいえ、河原には30cm近い積雪があり、いつものアクティビティは中止でしたが、土曜・日曜日ともに穏やかに晴れ、とても気持ちよく過ごせました。

丹沢の山々にも、春の足音が近づいています。

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大雪の候、そしてテンカラ釣りのことなど

日々の流れに飲み込まれ、ブログがしばらく放置状態でございました。
特に変わったこともなく生きておりますが、世の中はすでに師走を迎えました。

暦のうえでは「大雪」、平野部にも雪が降り始め、山のクマさんも冬眠に入る頃ですね。
前橋では先月24日、11月の積雪としては66年ぶりとなる早すぎる初雪に見舞われました。
それは私自身にとっても生まれで初めての経験でしたが、雪は一瞬にして消え、その後はポッカポカの小春日和になったり、赤城おろしが吹き荒れる日があったり、気象の変化が激しい日々が続いています。

ということで、久しぶりのブログ更新です。

公園の風景穏やかな夕暮れ、近所の公園。

駆け抜ける野球少年を見送りながら、少年時代に思いを馳せる時間……
そんなひと時が、とても貴重に思える今日この頃です。

豊満ハコスチ季節柄、センチメンタルな気分になりがちですが(笑

実はけっこう釣りに行ってます。
このオフは「神流川オフシーズン ニジマス釣り場」”ハコスチ"を釣る機会が多く、今週も二日間取材で訪れました。

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夏の思い出

夏空不安定な天候に苛まれ、思うように釣りに行けない夏でした。

北国ロードは最悪の雨の日々、帰宅してからの地元は大渇水……

その後、次々に発生した台風は北日本に未曾有の被害をもたらしました。

 

人間の都合で自然は動いてくれません。
自然をコントロールすることなど、絶対にできないことを思い知らされた夏でもありました。
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春の水辺で
トゲトビイロカゲロウトゲトビイロカゲロウのスピナーたちが春の渓を舞う季節がやってきました。
例年よりも1週間から10日ほど早い出現です。
毎年繰り返される事象とはいえ、こうした瞬間に巡り会える喜びは筆舌に尽くしがたいものがあります。
生きものたちの命の循環を目の当たりにしながら、移ろう季節を実感するとき、
釣り人は一人の人間として、心から自然界に感謝したくなるのです。

暖かい日中、水際に沿って無数に舞い飛んでいたスピナーたちは、夕刻にはまったく姿を消してしまいます。
流れに巻き込まれれば渓魚たちのエサになり、陸に落下したものは小鳥たちがせわしく啄んでいます。
潔い自然界の流れには無駄がなく、スムーズな連鎖によって生きものたちはつながっています。

愛のカタチトゲトビイロカゲロウの愛のカタチ。
♀の下側に♂が潜り込むようにして、長い前脚を伸ばして♀を抱え込みます。
このとき、♂は腹部先端部の把持子(はじし)と呼ばれる生殖肢で♀の腹部を挟み込んで交尾を行ないます。
何ともミステリアスでアクロバティックな交わり方ではありますが、このまま飛んだりもしますから、彼らにとっては安定した姿勢でもあることが想像できます。
 
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「大雪」を迎えましたが……
テントウムシ初冬の日溜まり 天道虫の 影法師……
越冬のため、虫たちも着々と準備を始めている季節ですが、暦のうえでは今日から大雪というのに、しばらく暖かい日が続くとのこと。
例年であれば、関東の平野部で雪の降る日があってもおかしくない時節です。
先週の寒波で、長野県境の浅間山と新潟県境にそびえ立つ谷川連峰はすっかり雪景色になりましたが、今週末は標高1000m以上でも雨の予報が出ていますから、やはり史上最大規模のエルニーニョの影響は半端ではないようです。

さて、昨日の日曜日は埼玉県の川越水上公園で行われたトラウトフェスタ(サンスイ主催)へ出かけてきました。
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たおやかな山の峰々…ブログ10年目を迎えて
黒檜山から小春日和の晴天は今日までらしいので、少し早起きして赤城山に登ってきました。
太陽が高くなるにつれ、平野部の方向からふわふわと靄が立ち込め、黒檜山頂から眺めるたおやかな山の峰々を、いつも以上に美しく見せてくれました。
訪れてよかったと、素直に思う瞬間です。

北海道の旅から戻って以来、珍しく家の用事に追われてあたふたしていました。
そろそろブログでも更新しようかと、jugemの管理者ページを開いてみると……

・ブログをはじめた日 2005/10/31 (10年と7日経過)
・いままでに書いた記事 1350件

との表記に気がつきました。
いつまで続くかと思いながら始めたブログが、10年目に入っていたなんて驚きです。
ついでに1350件という記事の数に、気が遠くなる思いです。
 
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夏が行く
水底からハードシェル・アントのTMC 102Y #11を喰わえてしまったイワナ。
ムネアカオオアリをイメージするパターンとしては普遍的な効果のあるパターンです。
夏のイワナ釣りなら、アントのパターンの浮き沈みで何とかなる…というのが通説ですが、実際にはそんな甘いものではなく、より多くのパターンで対応する必要があります。
少なくとも自分で釣りたい渓魚を何とかして釣ろうとする場合、その捕食傾向や捕食のパターンを予測する必要があるため、こちらの都合だけで釣りは成り立ちません。

アントのパターンにしても、真夏から秋にかけては羽アリの大量発生がよく起こるため、サイズやステージの限定を迫られることがよくあります。
 
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サクラと空模様
さくら今日(1/15)はどんより曇り空、底冷えがしています。
晴天は昨日(14日)の午前中までという予報が出ていたので、昨日は無理やり都合をつけて赤城FFへ行ってきました。
 
ポンドは連日の低温と強風で少し前からターンオーバーが続き、やや濁り気味。
典型的な喰い渋りの状況でしたが、先日FBでご紹介した例のパターンで何とか釣りになりました。
ますます磨きのかかった珠玉のプロポーションのサクラマスは、ほんの数尾釣れてくれるだけで充分です。
午後からにわかに曇ってきたので、早々に帰宅して仕事に戻りました。
 
話は前後しますが、昨日は釣りに出かける前、久しぶりに美しい夜明けの光景に出会えました。
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2015年のはじめに
美鱒魚たちの美しさに惹かれて幾年月……
また新しい年が始まりました。
「1年の計は元旦にあり」
物事は最初が肝心です。
しっかりと計画を立てて1年を有意義に過ごすことができれば、それ以上のことはありませんね。
私的には、元気で釣りに行けるだけで充分ですが、今年は少々思うところがあり、新しいことにも挑戦したいと考えています。
そう思いつつ、元旦早々の外出時に、財布と携帯電話を部屋に置き忘れて難儀しました。
先が思いやられます(笑
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